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B7ダイアリーの今の用途

手帳積極的には買わんぞ、と決めたものの文具売り場で手帳パトロールはしています。習性だから。
で、「このフォーマットすごいいいな」と思うとだいたいラコニックで、見るとどれもこれも欲しくなってしまうものの「きりがない! きりがないから!」と振り払ってて、でも先日ついに とうとう 一冊購入して、今のところうまくつきあえてるので書いておきます。

ラコニック B7ポケットログです。

買うまでの話

メモ帳、ノート用途はB7サイズを愛用しており(片手でとりまわすにはA6だとまだでかい)、そんなB7でハードカバーでしかも日付フリーで方眼で……と 見かけて即買いしそうになったんですけども即買いって買ったらそこでもう使わなくなってしまうので、見かけてから二週間、心の保留棚に置いてました。
置いて「よし買おう」で書いました。

ロイヒトポケットも

この「心の保留棚」期間がすごくよかったみたいで、手帳や日記、そうでなくてもいろんなものって「とりあえず買う」→「とりあえず使い始める」→「しっくりくる使い方、使い心地が見出せずモノへの新鮮さを失い死蔵」になりがちです。綴じノートは特にその傾向がある。最初の数ページだけ書いて「これさえあれば! と思ったのに、なんか思ってたほど生活がよくはならないな」みたいな……
保留棚期間にどういう使い方をするかをほぼ毎日考えてて、心の中でのリトライなら現物なしに何度もやりなおせて、そのおかげで適切な使い方を見出せた気がします。

名書「アイデアのつくりかた」などでも「一週間は寝かせる」みたいなこと言いますが、モノも同じっぽいです。思えば買ったけど結局使わなかったものたちも一週間ほど使って生活するイメージもってから買えば使えたかもしれないしそもそも買わなかったかもしれない……
服なら買う前に手持ちとのコーデ考えろとかいうやつですね。

何かを買うというのは生活と環境にアイデアをくわえるということだから、アイデアのように心のプールというか糠床に7日くらい漬け込むのがよいのかもしれない。肉も殺したてより熟成期間おいたほうがいいっていうし。

使い方

外出時には常に携帯します。でもノートとしては使わない。
背表紙再度のポケットにクレカと頻度の高いポイントカードを入れて、そのままクレカ会計で使います。カードだけ入ってる財布みたいなかんじ。
で、もらった控えや領収書をはさみます。
財布の中の札入れ部分にレシート一緒にいれるのがどうも苦手で、でもレシート専用ファイルとかもなんか継続できなかくてカバンの中にちらばりがちだったんですよね……けどこれだとハードカバーで確実にちゃんと保管できるんですよね。

最近のクレカはナンバーレス多いですね

自宅にて。
その日のページにレシートの内容を転記して合計金額を出します。
費目と金額、とは別の色で「買ってよかった」「買った経緯」「買わなくてよかったな……」とかちょっとした感情メモも添えます。
食事欄があるので飲食費はそこ。

1日単位の家計簿もどき&日記としてだいぶ有用に使えてます。出費ってそのまま生活の記録だから……

良いなあと思うこと

ハードカバーは毎日の思いつきやタスク管理には扱いづらいけどもログやダイアリーとしては最適だし、外に持ち歩くにも都合がいい。
かつ、持ち歩いてることで記録も忘れない。
カードとレシートだけはいる薄いポーチだと、荷物としては軽くなるけどたぶん毎日の記録のことを覚えていられないです。お金使うときにほぼ必ず触るのが良い。ノートに書き込む用途しか持たせないと、しまいこまれるノートになるのがありありとわかる。
あとレシート出ない買い物(屋台とか自販機とか)でもすぐにメモできるのも助かる。

ポケログが想像以上に使いやすいので、うっかり二冊目買いました。これは勉強ログにしようと思ってます。
ノート・手帳・メモの使い方って「一つの物体に「「すべて」」を記入する」か「一つの物体には一つのカテゴリだけ」の二者択一でないと私の場合は厳しいのかもしれないと感じてて、「一つの物体には一つのカテゴリ」の用途としてポケログはとても良いです。これで色気出して今の家計簿に勉強メモとか読書メモとかも記入しだしたら破綻するんだ、わかってる。

あと勉強メモとしての運用はこれからですが、同じ形のポケログを毎日財布っぽい使い方で触ってることで存在を忘れずにもいられるような気がしてます。

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