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読んだ:「関数ちゃんと学ぶエクセル仕事術 実務で役立つExcel関数を擬人化したら?」

仕事でスプレッドシートは使うんですが、いつもなんか適当に検索したものをコピペしてわからないなりに使ってただけで、Kindle Unlimitedで読めたので読んでました。
すごくよかったです。

私が業務で使うスプシは主にスケジュール表とかWBSとかガントチャートとか呼ばれてるやつ&見積もり書と請求書です。あとクラウド家計簿の用途くらい。

本書は頻出関数を擬人化したやつで、懐かしさと馴染み深さを深く感じました。
だいたいこういう会話系入門書ってエキスパートの先輩と新人が会話していくスタイルだと思うんですが、そこに「関数」が擬人化して入ってくることでかなり理解しやすくなるなと思いました。
先輩と後輩だけの会話が続くとどうしてもしんどさと飽きがくるんですが、適宜キャラクターが入ってくることで変化になるんですね。

擬人化、10~20年くらい前に「あらゆるものを擬人化してやれ」みたいなブームがあった気がするんですが(ビスケたんとか)(艦これとかヘタリアとかそのブームの中で出現してた気がする)、そのころの空気を思い出す擬人化……でも擬人化ってやっぱ学習に有効……

絶対参照と相対参照も深く理解してなかったし、関数ってこんなにいろいろ先回りに用意されてるんだとか日時も曜日もシリアルなんだなるほど、とか、関数の使い方ってCSSにすごい似てるなというか関数の使い方自体がシンプルを突き詰めるとこうなるんだなとかIFをネストで表現するんだ!?だからあんなにカッコがいっぱいあるんだ! とか。

基礎の基礎みたいなことがあらためて馴染みのある形式で学び直せてよかったです。個人的にはIFちゃんが好みです、可能性の存在って好きだしくのいちだし……

そんなわけで「スプシやエクセルで一応表の操作はできるけど関数を雰囲気でやっている」というオタクにおすすめです。

それにしても経理の人ってほんとにすごいな……



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