読んだし作った:ひとりぶんのスパイスお菓子
読んだし作りました。
もともとすごく愛用してたスパイスカレー本の著者、印度カリー子さんのレシピ本。
お名前に「そのお名前で商業出版する覚悟すごいな」「エロ漫画作家とおなじ文脈だな」と失礼極まりない感想を持っているんですが、この人、わたしとめちゃくちゃ味と手数の好みが一致するんですよね……わたしも前のジャンルで「瀬戸内レモン」とか名乗ってたしな、価値観似てるのかもしれないな……
味の好みというのは伝わると思うんですが「手数の好み」ってのを一応説明すると、自宅で作る料理にはこの「手数の好み」の一致がすごく重要だなと思ってるんですよね。結果に対して手をかけすぎるとかかけなさすぎて物足りないとか。この、毎日キッチンに立つのに負担にならないし手抜きでもないちょうどいい手順の加減が一致する著者のレシピ本だけが「作り続ける」ことができると思ってます。
印度カリー子さん(やっぱりエロ漫画家と同じ文脈だよな……)のレシピはこの個人的な一致度がすごく高く、複数読みあさって試したスパイスカレー本のレシピの中でこの人のやつが一番作りやすくて舌にも合ってました。
他の人のやつは複雑すぎたり逆に単純すぎたり……
本書でも序文にある「スパイスの入ったお菓子は有名店だったり妙に高かったりする」「一人分が欲しいのに単純に本のレシピを半分にしてもうまくしあがらない」みたいな文章も、そうそうわかる〜〜〜〜そう〜〜〜ってなります。
あまりにつくりやすくておいしかったので毎日つくってたらまんまと増量したのでしばらく封印しますがまたやりたい。
以下作ったやつたち。
あとプリンも作りたかったので減量習慣おわったらやる。
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