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自分の中で「負け」を認めることで、新しい扉が開く

ここまでの人生を歩む中で、または仕事での経験を通して。
自分の中での「勝ちパターン」や「武器」を身につけていくものだと思うんですね。

仮に無意識だったとしても、冷静に過去を振り返って考えてみると、きっと誰しもが、そういったものを、持ち合わせていると思うんです。


でももしも、その勝ちパターンや、武器が通用しないようなことが起きたら?


はい、お恥ずかしながら、今のわたしは、そんな最中にいます。


「なんかおかしいぞ?うまくいかないぞ?」という違和感を感じつつも、そこに蓋をして、見ないように、感じないようにして、ただ前に進む、進む。

だって、このやり方で、これまでうまくやって来てたんだもの。
今回も大丈夫!

それは、自己確信というよりも、もはや妄信の状態です。


そんな状態でさらに先へ行こうとするけど、いよいようまくいかない。


そして、ようやく冷静に自分の内側を観察してみると。
色々なものが見えてきました。


やろうとしていることは、とても価値のあること。
だからなんとしてもやり遂げたい。

やり遂げることで、「それだけのことができる自分」を証明したい。
認めてもらいたい。
役に立ちたい。

ここまで気づいた時に、愕然としました。
めちゃくちゃエゴまみれやん!
自分本位、自己満足の願望やん!
って。


このあたりで、だいぶ心がヒリヒリしだしてるんですけどね。
さらに、勇気を出して、深く見つめていくと。


その願望に対して、今の自分には太刀打ちできるものが不足している。
少なくとも、これまで突破してこれた武器、やり方では、とても及ばない。
身の丈以上のことをやろうとしている。
それを潔く認めなさい…
と、知らせてくれてる。
そんなことに、気づいてしまったんですね。


とても情けなくて。
すごく、悔しいです。
心の挫折です。


刀は折れ。
矢は尽き。
何なら、腹には刀が貫通した跡まであって。
そこから、血がダラリダラリと流れている。

そんな状態なのに、
やれる!
まだ戦える!
って、自らを、たぎらせて、ここまできていたのだなぁ、と。

ついに、膝をついて。
自分の中で「負け」を認めることができました。


この話を、上司にずっと聞いてもらい、最後に伝えてもらえた言葉が、

自分の中の負けを認めることが、変容への第一歩だよ

と言うことでした。


これまで自分をここまで導いてきてくれた武器に、さらに磨きをかけるでもいい。
欠けているものを補うための新しい武器を身につけるために、努力するのもいい。
武器だけではなく、戦略そのものを、もっと広い視野でみることを、今後は一層意識してもいい。


この負けを味わった機会から何を学ぶか
その大切さ、それこそが価値だということを、静かに説いてくれました。


そして何よりもまずは、小休止して、その刀傷を癒すことだよね!と笑


心から尊敬し、信頼できる人たち、そして人生から。
また一つ、とてもとても大切なことを教えてもらいました。


今回の話は、少し重たいものになってしまいました。
…お読みくださり、ありがとうございます。


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