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恋の力ってやつは

先日、数ヶ月ぶりに友人と再会した。
彼女が現れた瞬間、「お?」っと、思わず目を見張った。
なんか、いつもと違う感じ??

話を聞いて納得した。
彼女は今、恋をしているのだ。

恋ってやつはすごいんだな。
ベタだけど、彼女の内側から放つオーラ?輝き?的なものが、
明らかに変わってるんだもの。

いい歳した(お互い、ね)大人が、こんなにも目を輝かせて、
目の前に置かれている甘いパンケーキ以上に甘々な惚気話を聞かせてくれるのは、案外悪くない。


彼女が恋をしている相手は、アフリカのとある国の方。
彼女曰く(さらに言うと、彼女の彼本人が言うには)、その国の方はとても短気な気質なのだそうで、彼女に対してもすぐにブリブリと怒るのだそう。
そして一度怒ると、もうお話にならないそうで、誤解を解いたり、対話による解決はとてもじゃないけどできないらしい。

彼の地雷がどこにあるかが分からず、都度彼女は「え?今のダメ?」と、驚かされることばかりのようで。

でも、そんな激情型(私からみるとわがままで甘ったれに感じるのだけど…)の彼に対して彼女は、

「自分は相手に対する伝え方が良くないところがあるのだと分かったから、自分が変わろうと思う」
「彼と出会えて、外の世界(環境や相手に対するものの見方という意味)の見方が変わった」
「日本人と違って感情表現がストレートだから分かりやすい!」
と言っていた。


数ヶ月前には、外資系で勤める彼女の多国籍の同僚たちに対して

「みんな本当に我が強くて困る。日本人は自己主張は控えめだけど、ちゃんと”和”を重んじることができる。だから相手の話をちゃんと聞けるのに…今の組織で生き抜いていくのは本当に辛い」
と嘆いていたのにさ笑


恋の力はすごいんだな。
側から見るとネガなことさへも、あっさりとポジへ変換しちゃうし。
世界(目の前で起きている事柄)の見方まで変換できちゃうんだから。


さぁ、だからあなたも私も大いに恋をしようじゃないですか!
と言うことをお伝えしたいわけじゃなくて笑


パンケーキを頬張る幸せ全開の彼女を見ていて。
やっぱり、ものごとをどう捉えるかって自分次第なんだよなぁ、とつくづく思った。

相手や、目の前の事柄に対する見方、捉え方を自分が少し変えることで、
イライラすることやモヤモヤすることも変換できたり、
その感情をリリースすることができる。


つい先日から、彼女は彼に会いにアフリカへ飛んだ。
遠いあの地で。
彼女は、今頃彼とどんな時間を過ごしているかな。
恋のおかげで、また彼女の新しい扉が開いたり、瞳や心が輝いているのかな。
帰国後のお土産話が、とても楽しみ!

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