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なんか最近こんな感じ・・・【出版社を作ろう24】

最近なにも書いていない気がする。もしかすると僕の出版社立上げ計画がとん挫したと思っている人もいるかもしれないが、僕の出版社立ち上げ計画はまったくぽしゃっていない。なんなら、ガッツリ進んでいる。

今日はちょっとした近況報告をしたい。


■印刷の話

『14歳からのアンチワーク哲学』を2000部印刷するために、もう印刷会社にお金を振り込んだ。

※未読の方は無料で読めるのでぜひ!

あしたか明後日には印刷した本の見本が届く。見本が届いてチェックして問題なければそのまま本格的に印刷に進めてもらう予定である。

装丁にはこだわりがなかったのだけれど、実際に印刷会社さんと打ち合わせを進めていると、意外と考えることが多かった。考えているうちにだんだん興味が深まり、ついつい紙も加工もこだわってしまった。

販路は未定。完全なる見切り発車である。とりあえず刷れたら最悪ビッグイシューみたいな感じで路上で売ればいけるんじゃないだろうか(知らんけど)。


■YouTube対談の話

印刷作業と並行して、ノリでディスコ―ドメンバーと対談しまくっている。

・くみさん


・世界の普通から さん


・三色だんごさん


どれも2時間~3時間の長丁場だが、100~200回くらい再生されている(誰が見てくれてるんだ?)。


■宣伝・言及してくれる人たちの話

ほかにも僕がしゃべっているわけではないが、YouTubeで僕のことを取り上げてくれている方も増えてきた。紹介してくれる人、ガッツリ解説してくれる人、軽く言及してくれる人、ホモ・ネーモAIを作ってくれる人(!?)、バチバチに批判する人(涙)などさまざまである。


・モザイクさん


・くみさん


・無職詩人さん


・kawajirikousakuさん


・ダニエルさん


・せみすけさん


■次回作について

・労働廃絶論

ボブ・ブラックの『労働廃絶論』の新訳版を出版しようと思っている。

既存の訳は出版されているし、無料で読める。

だが、読んでもらえばわかると思うが、元の文が結構リリカルというのもあって、日本語訳はやや不自然な印象がある。出版された方の訳も同様だ(というかネットに公開されてる文は、ほぼ出版されている訳を流用していると思われる)。

しかも、紙の本を入手しようと思ってもほぼ出回っておらず、中古で1万円以上の値がつけられていたりする。

これはもう新訳を出すっきゃない、と感じたわけだ。

アンチワーク哲学とは実際のところ、労働廃絶論を現代的にアップデートし、論理的なバックボーンをさらに強固にし、いくつかの概念を導入し、党派争い的なけなし合い要素を抜き取ったバージョンである(ボブ・ブラックの他の文章は、党派争いに終始しており、正直なところ読むに堪えない。なので、僕はボブ・ブラックの信者ではないのだけれど、『労働廃絶論』に罪はないのだ)。

というわけで、僕は英語がまったくできないがゴリゴリに翻訳作業を進めている。DeepLに感謝である。

調べていると、この文章はもともと演説文をブラッシュアップしたものらしい。そのため、演説映えする強い言葉だけれど、文章で読めば曖昧で意味が分かりづらい言葉が多用されている。論理的な構造もあっちこっちに行き来していて、まったくもって読みにくい。原文の構造を大きく変えることはしないものの、かなり意訳をしている。おそらく今の日本語訳に慣れ親しんでいる人からすると反発を招くかもしれないし、誤訳も出てくるだろう(誰かにチェックしてもらおう・・・)。

やってみるとわかったが、翻訳って楽しい。辞書的に訳すのは必ずしも正確ではなく、少し遠回りに見える表現の方が意外と原文の空気感を表現しているような場面もある。むしろ、作者の意図(もちろん推測の域を出ないわけだが)を原文以上に表現する日本語を見つけるようなこともあり得る。奥が深い。

これは、夏くらいには出したいなぁ。


■その他

・ディスコ―ド

まだまだ立上げに参加したい人は募集中である。めっちゃ手伝ってくれる人、がっつり意見をくれる人、ROM専の人、物見遊山の人、さまざまである。


・クラファン

完全に止まっている。ちょっと寂しいのでお金を出してもいいと思える物好きは、ぜひ。


そんなところである。まぁボチボチやっていくわ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!