岩嶋 かゑ

コロナ失業中。 好きな音楽を聞いたり、本を読んだりと極楽生活満喫中。 時々就職活動中。

岩嶋 かゑ

コロナ失業中。 好きな音楽を聞いたり、本を読んだりと極楽生活満喫中。 時々就職活動中。

最近の記事

てぇぷ。

カセットテープの発明者、ルー・オッテンス氏が亡くなったそうだ。確認したわけでもないのに、何故か漠然とカセットテープの開発はTDKと思い込んでいた私は、初めて目にする名の発明者の死よりも、コンパクトカセット標準規格の基本特許がフィリップス社にあったことに驚いた。 オッテンス氏の開発時代の最大の悔いは、フィリップス社がソニー社のウォークマンのような、一世を風靡する携帯用カセットプレイヤーを開発出来なかった事にあるという。 フィリップス社がCDプレイヤーを発表した1982年、オ

    • 紙本ときどき電子書籍。

      物語が好きである。中毒と言っても過言ではないと思う。本、映画、漫画、果てはロールプレイングゲームに至るまで、そこに物語があるとどうしても続きが知りたくなってしまう。 当然しょっちゅう本を読んでいる。あまり選り好みはせず、借りた本、頂いた本、買った本、兎に角手当たり次第、前書きや後書きに至るまで、文字通り隅から隅まで読んでしまう。因みに読むのは紙の本ばかりで、ほぼ10年ものになるKindle paperを持っていはするのだが、ここ数年は全く出番がなかった。 昨年末のことに

      • ナウシカで読み解くパンデミック

        気付いてみれば師走も中を過ぎているどころか、もうクリスマスではないか。あれまぁ結局今年はコロナに始まってコロナに終わってしまう感じだなぁと、呆れると言うか、疲れると言うか。脱力。 新型コロナの感染者が居住国イギリスでも確認され始めた頃、私が真っ先に連想していたのは「風の谷のナウシカ」である。コロナウィルスのその外観から腐海の植物の胞子を、マスク着用の必要性から、5分で肺が腐ってしまうという腐海の瘴気の致死性を思い出したのだ。 映画「風の谷のナウシカ」を初めて鑑賞したのは、

        • 音楽を所有したい

          はじめてのはじめて買ったCD。あと数年で誕生から半世紀を迎える身としては、遡る時間が長すぎて思い出すのに暫くかかってしまった。もう諦めて初めて買ったレコードについてでも書こうかとも思ったのだが、確か初めて買ったレコードは当時好きだった漫画のLPレコードだった気がするなぁ。もういい大人になってしまっているからには小っ恥ずかしいなぁと思っていたら、ふと思い出した。デビー・ギブソンのエレクトリック・ユースというアルバムだった。まぁ、これはこれで、主にパンクやハードロックを聴いている

          読書録「天空の蜂」

          居住地都合により、日本語書籍が近所のお店で入手出来ない。しかし、よくしたもので日本人の友人・知人より既読/不要になった日本語書籍が流れてくる。私もそうだが、皆さん貴重な日本語書籍が異国の地で、出来るだけ沢山の人に読み継がれていって欲しいと思うからだろう。回覧される日本語書籍の中で圧倒的に多いのが東野圭吾作品である。作品数が多い作家さんだからというだけでなく、やはりなんと言っても人気のある作家さんなんだろう。今回、回って来たのは「天空の蜂」であった。 作品の舞台は愛知県、福井

          読書録「天空の蜂」

          大きくなったら

          将来の夢小学生の頃「大きくなったら」何になりたいかについての作文をよく書かされた覚えがある。そんな時私はいつも困っていた。特になりたいもののない子供だったからだ。夢も目標もない。よく言えば「今を生きる」。実際は、ぐうたらでその時まかせ。毎日をなんとなく流れに任せて過ごしていた。 そんな甲斐性もない子供だった割には、一丁前に人に褒められたいとかいう見栄はあったもだから、取り敢えずその場凌ぎに周りに座る級友が書き出した文章を覗き見し、書きやすそうな職業を見つけるとその職業を自分

          大きくなったら