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復職面談メイクと私のこれから

私は適応障害で休職中のワーママ(3歳娘あり)。
3年前に育休から復帰し、短時間勤務でIT開発部門の課長補佐をしていた。急な繁忙期で残業がかさみ、去年の8月から医師の診断で休職に入っていた。

さて。
メイクは私の仮面だ。

遊びたいときのカラーメイク。

のんびりしたいときのメイク。

メイクを着替えて私は違う私になる。
そうは言っても他人からしたら、私そのものはそんなに変わってみえないとは思う。思うけど、気持ちののったメイクには、外の世界でそのときしたいことを、「やっちゃいな!」と後押ししてくれる力があると思う。

先日復職面談part1があった。休職後初めて元の部署の人に会う。
緊張しないわけがない。

私は「部署を変えたい」「課長補佐から降りたい」この2つの条件と希望する理由を、冷静に、感情的にならずに伝えたかった。
そのためにnoteの場を借りて、体調が悪くなって感じたモヤモヤを言語化しておいた。

そんな日にもメイクする。
そんな日だからこそメイクにすがる。

デパコス(デパートで買うコスメ)を中心に、品格メイクを心掛けた。
ベースメイクはふわっと軽いマット。パール下地で控えめにハイライト効果を足して立体感を足す。
一番の主役はアイシャドウ。KANEBOのカラードシャドウ。一番右の締め色が可憐かつミステリアスで頭よさげにみえる。というのも写真では紫に見えると思うけど実物では単純な紫ではなく、青、赤、さまざまな色がまじりあって印象派の絵画にでてくるお嬢様の首筋に宿る影みたいなのだ。色への妄執がもたらした変態アイシャドウ(褒めてます)。

泣いてすがるだけの女でいたくない。けれど威圧的になりたいわけじゃない。
涼やかに、静かに、知性的な私でいたかった。

静かに覚悟を決めつついざ決戦。

そんなこんなで面談終えて書いてる。
結論をいいますと。
課長補佐は降りない。時短勤務で残業しなくてよいーかつ、支援部署ではあるもののシステム開発業務ができる遊撃部隊に入れてもらう方向で調整が進んでいる。畑違いの事務方じゃなくて。
やっと長い冬が終わろうとしている。

まだ本決まりではないし復帰日もまだ調整中だけれど、
私の今までやってきたことは間違いじゃなくて、好きな仕事を続けるために力を貸してくれる人がいたってことをさけびたくなって、このnoteを書いている。

楓葉は霜を経て紅なり。になれるかもしれない。