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【海の日に】特別展『海ー生命のみなもとー』を見学してきました。【かえでのまったり日和】

久々の博物館へ✨


ようこそ、かえでのまったりアトリエへ!
並樹楓と申します。

酷暑ともいわれるほどの暑い夏、皆様お過ごしでしょうか。
私は、先日の三連休を利用して、国立博物館の特別展「海」を見学してきました!

三連休の最終日とあって、都内でのお出かけやお買い物を楽しむ方々であふれかえっていました。

日時予約制ということで、お昼からの入場開始に合わせて来場✨
と~ってもあついので、お家から持ってきた水を飲みほしてしまいました。

展示会場近くの看板! ここで記念撮影されている方をよく見かけるので楓も一枚……

近頃は入場制限が解除されてきているので、チケットが前日や当日でも取れるのでうれしい限りです✨

コロナ前では混雑予想の立っている展覧会でしかなかった予約制入場にも慣れたものですね。
以前は「予約制だから……」という理由で面倒さを感じたり、
思い立ってすぐにはいけないからなぁ……と敬遠することもありましたが、いまでは抵抗感がなくなり、すっかり使いこなしています☺

そのせいか、前よりも高い頻度で展覧会に来れていますね。
前に博物館に来たのは、恐竜博をやっていた時かな?
毎回夏に来ている気がするので、数年ぶりでしょうか!

早速、待ち時間ゼロで入場です🌞

涼しげな室内で、アカデミックな旅を求めて


おなじみの機関車の横を抜け、涼しい展示室へ向かってエスカレーターを降りれば、そこはまさに「海」な空間!

もちろんクーラーで涼しいのもそうですが、展示室一面が海の色と揺らめく水面で満ちていて、気分からも涼しくなれる場所でした。

音声ガイドを聞きながら、海の旅へ🐋 
今って、音声ガイドにはアプリ版もあるんですね! 繰り返し聴けるということで、図録を買ってからの学び直しなどにはうってつけかもですね!
 
楓は博物館ではたくさん写真を撮りたいので、電池消費を極力抑えるべく、従来のガイド機を借りました📻

気になるガイドさんはアナウンサーの桝さんでした。
まさに、海に詳しい人&聞きやすい、わかりやすいお話で楽しめました。

混雑でなかなか展示説明を追えずとも、内容がわかるので、音声ガイドはひとりの時は必ず使うんです😊
音声ガイドならではのクイズ形式も魅力の一つですね。


海の成り立ちや生命の誕生、そして原始の生物がどのように海の今の生き物へなっていったのか。
時系列で説明と標本を見ながらの旅はとっても面白かったです。
古代の有名魚、シーラカンスさんも発見!

大きなシーラカンスの標本。遠くから運ばれてきたんだとか。おつかれだね。

映像や生では凶暴さを感じるサメやウツボも、ビン詰めにされてしまえばなんとなくかわいさが勝る気がするのは……楓だけでしょうか?(笑)

レモンザメって、かわいい名前ですね。海の荒くれものたちも形無しのぷにゃっとした表情です。

古代のゾーンを抜けて、生物も多様性の時代へ。
ヌタウナギの並んでいたゾーンと比べると、形も複雑で色もきれいに進化しましたね!(笑)

展示は海のエリアごとにゾーニングされいましたが、やっぱり目を引いたのは哺乳類たち。クジラ、サメ、イルカ……今でも人気の海のアイドルたちですね。

展示中央の大きなくじらさん。
大きな口のメガマウスザメ! ゆるい顔のぬいぐるみキーホルダーをお持ち帰りしました。

かえでは釣り人ではないので、食べられる種類の魚にはうといのですが、
それでも知っている、「おいしそうな」お魚がたくさんいるゾーンも!
サバ、アジ、イワシ、タイ、フグやサケまで!!
お魚のはく製たちは本当に空を泳いでいるようです。

展示でもびっくりしたんですけど、ウミガメって、爬虫類なんですね。
卵生なのは知っていたのですが、爬虫類というと蛇とかのイメージなので、
ちょっとびっくりしました。

うみがめさん。近くで見るとより大きさがわかります。瞳がキラキラしています。

そんな親しみのあるお魚たちから海の底、深海までのいろいろな生物と、彼らが引きおこす生態系の様相は見ていて不思議と驚きがいっぱいでした。


その一方で、なんでそんなことが……と思わず口をつぐんでしまいたくなる現象も。

近年のニュースでも、クラゲや魚の大量死を見ますが、マスストランディング現象というイルカの漂着現象も展示がありました。

楓は海が近くないところにいるので、あまり身近には感じていませんでしたが、流れ着いてしまったイルカの数に圧倒されてしまいます。

そして、海洋プラスチック問題まで。最近ではいろんな企業でも脱プラが導入されて、耳なじみの出てきた言葉ですが、現実はまだまだ厳しいのだな、と考えさせられますね。

近くで見ると、見覚えのあるものもありますね……。

いよいよゴミも展示物になってしまう時代というわけですね。
植木鉢のごみやビニール、ギョニソの剥きがららしきビニール片や、レジ袋、タイヤまで……。たくさんのごみが海に流れているようです。

写真でみるとわかりにくいですが、このごみがこんもりとやまになっている様子をいざ目の前にみると、このごみを飲み込んでいたクジラは相当苦しかったのでは、と思ってしまいました。
消化不良を起こせば苦しいのは人間もクジラもきっと同じですから……。

私たちの生活も、社会規模でどんどん脱プラをはじめとするSDGSの取り組みが進んできていますが、企業努力と個人の努力、双方が成り立ってこそ取り組みは進んでいくものだと楓は考えています。

家で生活していても一週間に二度もゴミ出しがある……なんて、考えると、本当に「海洋にやさしい」生活を営むには個人努力も社会環境もまだまだ足りていないんだろうな、と考えされました。


現代の社会問題や最新研究のほか、楓が見ていて面白かったのは、古代の海と人間についてのテーマ展示。昔の貝塚や遺跡の出土品から、人間の海とのかかわりが見られました。
その中でも、祖先の海渡り再現プロジェクトのムービーは、思わず立ち止まって見てしまいました。

木彫りの船でコンパスもなく海を渡るなんて……今考えただけで肝が冷えますね……!
将来が必要、だからこの海渡は男のためのものではない。女も一緒でなくては子孫は途絶えてしまうとVTRで語られていましたが、日本に来た私たちの先祖はさぞ過酷な旅を生き抜いた、勇敢な人たちだったんでしょうね。

海の旅、終了です!

さて、印象に残っていることを共有できました。
たまには大学生に戻ったように、こんなレポートを書いてみるのもいいなあと思った楓でした。

最後まで読んでくれてありがとうございます✨
普段はYoutubeで活動しているので、ゲームや創作に興味がある方は
たまにでいいので遊びに来てね!


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