EXITに学ぶ介護イメージの変え方

「大変なお仕事ね」

この言葉、介護の仕事をしていると、色々な人に言われます。

それほど、介護というものはマイナスイメージがついているのではないかと思います。そのマイナスイメージが、介護職のイメージや介護全体のイメージを重々しくしていることは事実。

このマイナスイメージを何とか変えられないか。

私は日々そう思いながらも、いい案が思いつかず悶々としていました。

そんな時、見つけたのがこの動画。

最近すっかりはまっているEXITの高齢化社会を題材にした漫才でした。

テレビで高齢化社会が話題になるときは、たいてい真面目で深刻な感じになります。けど、この漫才は全体的に明るい。こんなおちゃらけたおじいちゃんとおばあちゃんがいる高齢化社会なら、ボケても施設入ってもきっと楽しい。

こんな設定ありえないかもしれない。けれど、教授やどこかのお偉い社長さん、政治家が「高齢化社会は大変、介護の問題は深刻。だから若い人にも介護に興味持ってほしい」ってどれだけ叫んでも、若い人には一ミリも響かない。アラフォーの私にも全く響かない。だけど、「おじいちゃんとおばあちゃんのフェス状態」って言われたら、若い人にも高齢化社会がどういうことかなんとなく想像がつく。この一言で伝わるすごさたるや、すごいと思う。

もっとすごいのが、としおじいちゃんとちよばあちゃんの言動はチャラい部分を除けば割とありがちなこと。その背景には、きっとりんたろー。さんの介護士経験が生きているんだろう。実際に、りんたろー。さんが介護について語っている動画もあります。

きっと介護職に就いている人は共感できる人が多いのではないでしょうか。私が伝えたいと思っていることは、りんたろー。さんがこの動画で全部喋ってくれてました。8年間の介護士経験に裏付けされた発言の数々は、介護職だけでなく介護をこれから担うであろう若い人にも響くのではないかと思います。

これまで著名な方々が介護について語る場面は多々あったように思います。けれど、EXITのように若い人の目線、介護に何の興味もないであろう人の目線に立って発信しているというのは、私は見たことがありませんでした。

これから私たちがやるべきなのは、やっぱり介護のイメージを変えること。そのためには、知らない人の目線に合わせて物事を見るということを、私はEXITから学びました。

私のモットーである「介護の未来を明るくする」を実現するために、同じ志を持つ仲間たちと協力しながら、これからどんどん発信していきたいと思います。

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