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夜明けが怖い私と夜は明けなきゃいけないと思っている私の闘い

大事な友のみどりんがくれたテーマ「夜明け」について思うことを書いてみる!

夜明けは怖い、明けてほしくない


私にとっての夜明けはちょっと怖い。一般的に夜明けってこれから新しい1日が始まる、物語のスタートって感じだからわくわくするのかもしれない。でも私の場合はちょっと怖い、ネガティブだってイメージだった。

まだうっすら寒くって、まだまだ周りの世界は暗くって。なんならちょっと夜明けは罪悪感がある。あ、もう朝が来ちゃった、みたいな。

そんな風に思うのはきっと私にとっての夜明けは午前4時くらいにぼんやりと明るくなってきた外の世界の色をベッドの上から見ている光景を想像するからなのだと思う。

そしてそんな時の私はたいてい「眠りにつきたかったのに、寝つきが悪くてゴロゴロしている間に朝が来ちゃったとき」。だから夜明けが来たぞ!新しい1日が始まるぞ!じゃないんだろう。


まだ来ていない朝への想いが止まらない日の夜明け


夜明けが来てしまうくらい寝つきが悪い時、だいたい頭の中でいろんな思いがぐるぐるしている。明日の仕事のことだったり、楽しみなイベントのことだったり、はたまた何かを妄想していたり。考えるのをストップしたくてもできないときが多い。止めても止めても次の想いが湧き出してくる。

共通しているのは、【次に来る何かに対しての感情が止められないとき】なんだと思う。

夜明けが来るまで寝付けない日、なんて書くと眠れなくて休めなくて悪いイメージがある。たぶん次の日は疲れて眠たくて使い物にならなくて、そんな悪い1日がやってくる。

でも感情が高ぶって眠れないほど何かに想いが囚われている日、だったらちょっとイメージは変わってくる。そのくらい未来のことを考えて現在が生きられていることってすごいかもしれない。

自分のこの先のことを考えて、不安もワクワクもどちらであっても抱えられているのなら、それは幸せだなって思う。だって本当に忙しくてたまらない日は疲れ果ててばたんきゅーなのだから。

疲れ果ててばたんきゅーもいいけど、ちょっとは自分の未来のことを考えて生きている今の時間を持っていたい。だってそうじゃなかったらいつまでも今で精いっぱいになってしまうから。


明けない夜はない、じゃなくて、明けなくていい夜はない


今の私の現在地は、「もう少しで夜明けが来る」って段階な気がする。まだ暗くって手探りでいろいろ探してて、それでももうすぐ夜明けが来るような気配は感じられている状態。

夜明けが来ちゃうなーって思う。まだベッドの中にいたかったのに、夜明けが来てしまう。もっとゴロゴロしていたかったのにちゃんと休む前に夜が終わってしまう。

まだ自分としては夜の中にいたいのに、世界は容赦なく夜明けに向かっているような気がする。


でもそれも違う気もする。たぶん夜はもう明けなきゃいけない。夜明けが来てほしくないのは、自分の現状維持バイアスのせいな気がする。

夜明けが来て朝が来て新しく始めなきゃいけないのは負荷がかかるけど、でももう夜明けが来ていいくらいきっと夜を過ごしてきたのだとも思う。

明けない夜はない、なんていうけど、なんとなく、【夜はいつか明けなければならない】なんて思っている自分がいる。


夜の中に残っていたい自分はたぶん今のままを維持したい自分もいれば、なんとなくツライ状況を悲劇のヒロインっぽく享受していたい自分もいれば、いつかこの夜のつらさが何かの糧になる!と思っている体育会系っぽい自分もいる。

そんな自分がいてもいいんだけどさ、

でも、ただただ夜に浸っていたらよくない気がする。

今のままをいつまでも維持しているわけにはいかないし、何のためにツライ思いをして修行しているのか、その先につながっているのかはちゃんと知っていないと後でしんどいと思う。

夜をちゃんと終わらせて、朝が来ればきっとなんだかんだ良い1日だと思える1日が始まってくれる、ような気がする。そしてその1日がツイテいない一日だったとしてもそのうちその日は終わるのだ。また夜が来る。

また戻ってきてくれた夜できっと疲れていればぐっすりゆっくり寝ることができる。


結論:夜明けは夜があるから来るのだし、夜が来たからには明けなければならんのだ


夜明けは怖い。1日が始まってまた新たな1日を始めなきゃいけないのはつらい。どんな1日が来るのかもわからないし、その1日が良い日となる保証も夜明けの時点ではない。

でもさ、夜明けが怖いからって夜に閉じこもっていると、”今以上に良い”は訪れない。現状維持が最高!になってしまう

未来を少しでもよりよくするためには、夜は明けさせて次の1日を始めなきゃならないし、次の1日をよくするために朝から頑張ってみたほうがよいのかもしれない。

それで疲れたらまた夜に休めば良いじゃん。そしてその夜のリラックスタイムが至高のものだったらなによりだ。

至高の夜を過ごすためには日中いろんなことをして、経験して、知識を得て、新しい自分に出会って、疲れて、そんなたくさんの出会いが夜をより良いものにしてくれる。

昼間に傷ついて、夜に超回復して、夜明けが来て、また1日が始まる。せっかく超回復したんだからまた昼間にいろいろ頑張って、夜が来て、って繰り返しているうちにどんどん私が新しい私に生まれ変わっていく。


執筆のお供の生もみじ。もちもちした皮が最高



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