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「伝える力」を学んで、会社も自分も変化する。

2023年4月に株式会社MIXIの上級執行役員に就任された奥山翔さん。多くの人を率いる奥山さんが、どうしてkaekaの伝え方トレーニングに興味を持ったのか、受講した感想を聞きました。

インタビューはkaekaスピーチトレーナー小倉琳が担当しました。

奥山 翔
ベンチャーキャピタル、スタートアップ、事業買収などを経て、2016年4月株式会社ミクシィ(現MIXI)入社。経営企画室と投資事業部にて子会社支援や事業推進、M&A、PMI、スタートアップへの投資などに従事。株式会社チャリ・ロト等のグループ会社の非常勤取締役を兼務。

小倉:kaekaをご利用いただき、ありがとうございました。奥山さんがkaekaの伝え方トレーニングを選んだ理由を教えていただけますか?

奥山:率直に、自分の課題の一つが、「話す力」だったためです。特に、私は事業部での80名を超えるオンライン定例会で、焦ってしまうことが改善点でした。例えば、焦ってしまうことで相手のリアクションを確認しながら、伝わりやすいようにアドリブを入れることができませんでした。

他にも、起業家や創業者相手にMIXI GROUPにジョインしていただくための商談など、私は仕事上の重要な場面で、「話す」ことが求められています。だからこそ、「話す力」を強化したいと思い、kaeka proの受講を決めました。

自分らしく「話す」
kaeka proを受講した感想

小倉:そうだったのですね。その中で、実際に6ヶ月のkaeka pro の伝え方トレーニングを受けていただいて率直にいかがでしたか。

奥山:自分にとって武器になることを、沢山インプットすることができました。例えば、kaekaのレッスンを通して話の組み立て方やコアメッセージについて学んだことで、商談前に「どうやったら相手に伝わりやすくなるだろう?」と考えて準備するようになりました。そのため、受講前よりも相手に対して話すことができるようになっている実感があります。

特に、私の個性をつぶさずにトレーニングをしていただけた事が印象に残っています。人は誰しも、自分が話したい内容やリズムがあります。私も、受講前は「プレゼンっぽいプレゼン」に矯正されてしまうのでは?と不安でした。しかし、kaekaは一つの正解に導くトレーニングではありませんでした。基本は中身の重要性や構成の作り方をメインに、追加で話し方や滑舌など、より相手が聞き取りやすい話し方について教えていただきました。そして、何よりトレーナーの皆さんがロジカルで丁寧でしたね。

だからこそ、自分らしく相手に伝わりやすい話し方を意識できるようになったと思います。

小倉:そういっていただけて、嬉しいです!他に、何か印象に残っているトレーニングはありますか?

奥山:他には、五感を交えながら話を膨らませる方法が印象に残っています。意識しないと、エピソードは薄くなってしまうんですね。しかし、五感を用いて情景を描写することで、相手と同じイメージを共有しながら話すことができると学びました。

他にも、「あのー」「えーっと」と言った「フィラー」と呼ばれる会話のつなぎを無くしたり、間を入れるトレーニングも印象に残っています。実際にやろうと思ったらできるもので、今はあまりフィラーを入れずに話すことができています。

※間とはお話の間、「。」の後次に話し始めるまでに取る空白の時間のこと。

相手を意識して、話す。
トレーニング後の変化とは?

小倉:確かに、最後のレッスンで完全にフィラーをなくして話せていましたもんね!さすがです。トレーニングを通した変化を感じられた場面があれば、教えてください。

奥山:上司として招待された結婚式のスピーチで、一番変化を感じました。話の内容を丁寧に組み立てたので、「結婚される花嫁の良いところ」を、結婚式にいらっしゃった方々に伝えることができたと思っています。

小倉:素敵な変化を教えてくださりありがとうございます。奥山さんは、どんな思いで話すことに取り組んでいらっしゃいますか?

奥山:私は、スピーチを依頼してくださる方がどのようなことを期待しているのかを考えながら、取り組むことが多いです。例えば、大学の後輩が私に乾杯の挨拶を頼むということは、硬い雰囲気を和らげたいのかなと想像します。そこから、その期待に答えられるようなスピーチを心がけています。

今回は、職場の上司として依頼者の普段見ない姿を結婚式に来場された方々に伝えることが期待されていると思ったので、それに沿った内容を構成してスピーチをしました。

期待に沿ってお話しすることができたので、当日の評判もすごく良かったんじゃないかと思っています。


会社も自分も変化する。 
変化の中で感じる、伝える重要性とは?

小倉:奥山さんにとって、「伝える」重要性とはなんですか?

奥山:伝えることで、組織の一体感が向上している実感があります。だからこそ、組織の規模感の変化に合わせて、自らも変化することが重要だと考えます。今まで率いてきた組織は、会社が小さい時からの付き合いだったので、全て言わなくてもわかるような関係性でした。しかし、段々と自分と関係性が薄い社員が増えていく中で、自分の考えが届いていないのではないか、という焦りやもどかしさを感じていました。

そのため、大きくなる組織の中でも、どのように「伝えていくか」を意識することが大切だと思います。

小倉:ありがとうございます。奥山さんの今後の夢を教えてください。

奥山:様々なことを、もっと良くしていきたいですし、もっと良くできるのではないかと思っています。会社の仕事もそうですし、私自身英語が話せるようになりたいです。現在、グローバルな仕事が増えているのもあり、もっとチャレンジングなことをやっていきたいと考えています。そのために、仲間を集めて、同じ方向を向いて進んでいかなければいけないと考えています。

小倉:応援しております!最後に、kaekaの受講を迷っている方に一言、よろしくお願いいたします。

奥山:率直に、kaekaを受講して損は無いと感じました。3-6ヶ月の受講で、一生モノのスキルや能力を身につけられます。そして、その身につけた能力を、日々の生活からトレーニングできると思っています。なので、「学び方を学ぶ」という意味でも、長期の投資だと思って受講をすることをおすすめします。

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