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どうする!!日本の基礎研究は!!このままでいいのか!!!!

先日、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が会見を開き、政府からの大型予算が(10億円程?)2022年で打ち切りになったことが話題になっていますね。

iPS細胞は2014年に山中教授がノーベル賞医学生理学賞を受賞したことで日本でも認知度が高まったと思います。この研究は、基礎研究を応用した研究分野だと理解され、山中教授本人が基礎研究の重要性を訴えてきました。今では基礎研究と言うワードは、一般人でも聞いたことのある言葉になったと思います。

上記のニュースを読んだ時、皆さんはどのように思いましたか?

『ノーベル賞を受賞した人なのに、政府は見捨てるなんてどういうことだ!』あるいは、『花見にお金使わんでええから、研究支援したって!』このような感想を抱いたのではないでしょうか?

また、科学に興味関心があり、知識のある方は以下のような感想もあるかもしれません。『基礎研究に投資しないで日本の成長があるわけないだろう!』

僕は、このどれでもありません。

はっきり言いましょう、日本の基礎研究はこのままでは全ての分野で予算が降りなくなることもありえます!!

自分は大学院生として基礎研究の分野で、再生研究を行っています。その自分だからこそ言えることだと思います。

日本はこのままでは基礎研究は愚か、科学技術の発展に生物学の発展が追いついていけないでしょう。

理由は簡単です!それは、基礎研究に従事している研究者の考え方が、昔と変わっていないからです。それぞれ研究者の興味や関心のあることを中心に、それ以外のことには興味を持たない。ある意味、研究に野心的・貪欲的ではない。これに尽きると思います。

もちろん、全てを否定するつもりはありません。研究費を獲得する為に一生懸命になっている研究者の方々を否定している訳でもありません。しかし、追い求めているのは自分の満足感だけではないでしょうか?自分の興味や関心を満たす為だけに研究をしていませんか?

iPS細胞研究を基盤にして、もう少し日本の基礎研究について考えて見ましょう。

次に続く>>>



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