2020年12月22日(火)

例年ならばこの辺になると既に惰性で働いているというのに、今年についてはそういう気分に、在宅というアドバンテージがあるのにもかかわらず持っていくことができなかった。人間はどこまで連続して鍋を夜飯にできるのか、という検証をしているように思えるほど鍋を食べているけれども、あんなに合理的でバリエーションに富んだメニューはないから、上には上が世間にはいるはずだ。それに鍋というのは料理としての括りのレイヤーがほかのメニューとちがって一段あさいところにあるはずで、連続で食べることをある種の制限のように課されているとみなして言及したいなら、キムチ鍋とか胡麻豆腐鍋というレイヤーまで掘り下げなければならない。

#日記

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