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「お仕事小説に国境はないのかもしれない」というエッセイを書きました

電子書籍の総合文芸誌『yom yom』vol.61の「境界線に置くことば」というコーナーにて、エッセイを載せていただきました。
タイトルは「お仕事小説に国境はないのかもしれない」です。

昨年10月、台湾で「わたし、定時で帰ります。」翻訳版が刊行されました。とにかく出不精の私。こんな機会でもないと台湾に行かずに一生が終わるかもしれないと思い、11月に弾丸日程で行ってきました。
台湾の版元さんである采實文化さん、有名な書店チェーンである誠品書店さんにもお邪魔して、台湾の出版事情についてもいろいろお伺いしてきました。

台湾って、美味しいご飯やハイセンスなアートの情報はどっさり入ってくるのですが、同世代がどんな仕事をしていて、どんな産業が流行っているのか、という情報は意外とないんですよね。そんなことについても書いております。

ちなみにタイトル画像になっているのは台北市で食べた夕飯。
酸っぱい白菜の鍋です。鍋の底に「ああっ、こんなものを入れたらすごく美味しくなってしまう」という具材がこれでもかと沈んでいて、そのお出汁でお肉をしゃぶしゃぶして、自分せ混ぜた調味料に浸して食べます。私は牡蠣をどっさり入れました。

ではでは、よろしかったらぜひお読みください。
結衣と晃太郎のその後を書く新連載も同誌にてもうすぐ始まります。

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