かえしもー！
皆さん、ケミカルしてますか？
以前よりも落ち着いたとはいえ、忙しいことには変わりない江良です。
イラスト描いてる時にたまーにあるんですが、この世の全てが視える状態ってあるじゃないですか。普段苦しむほど苦手な背景のパースがストンとわかってしまい、曲線の線画が上手く引けてしまい、ハイライトのぼかしが奇跡的な色の混じり方をする時非常にハイな気分になること、皆さんにもあると思います。江良も最近は画狂成人女性卍モードでしたが、今そのツケが来て一般狂成人女性無印に落ち着いています。めちゃくちゃねみーよ
そういう時の作業効率って目を見張るものがあるので、常にガンギマリ状態になれる薬があったら欲しい
ところでアムステルダムのスペースケーキなるものがあるらしいですね。どう思う？
蘭学は最先端の学問なので他意はないです

突撃！シーシャバー

うわあーッ！江良が不良になったーッ！

みなさん、ご心配なさらず。清水（しみず）のごとき清純な私です。
一昨年くらいから友人達がシーシャ、シーシャと聞き慣れない単語を言い始め、更に吸う！とか味！とか言うからなんぼのもんじゃい！？と懐疑的でした。シシャモを陽キャっぽく呼ぶならこうなるんですかね。どうなん？
シーシャ、どうやら水タバコのことらしい。
ストレートな煙草さえ人生で一度も吸ったことがなく、飲み会で差し出されても断っていたくらい喫煙に縁がなかった人生。（我ながらクリーンすぎ）ニコチンを欲してはないものの、経験として喫煙をしてみたいとは思っていました。それが人体に害のない水タバコなら尚更、喫煙デビューには容易い！いざ手を出してみようか。
と言うのは建前で
流行のものなら知っておかねば損！！！というミーハーマインドに突き動かされ、シーシャのプロ、シーシャヤーである友人に連れて行ってもらいました（本人掲載許可済）

突撃！

大通りから離れた、奥まったビルの中にあるそうで道中ドキドキしましたね
ウォ〜「ストリート」を歩いてるぜ〜
ここにミルクは置いてないぜって嘲笑われる想定をしながら暗い路地をゆきました

シーシャバー到着！
緊張しながら入るとブワッとルームフレグランスのかほり…

ホワェ！？此処が！？シーシャバー！？

家具はひとつひとつが瀟酒。アンティークとシンプルモダンが程よく調和している、女性が好むデザインのインテリアが置いてあり
常夜灯の薄明るさが空間の高級感を高めている…
照明はコーディネートのセンスめちゃくちゃ現れるよな…バーというか、隠れ家的カフェといった方が表現的に正しいかも。
極め付けは、どの人もでかいパイプを持ってくつろいでいること！！ディズニー版アリスの毛虫のおじさんが頭によぎりました　あれ実在するんだ！！！かｋｋｋｋｋっけェ〜〜〜！！！

オォ〜イィ〜アイオゥオェ〜

大人の社交クラブ✖️浮いている自分≠毛虫のおじさん➗0.3＝ｘ
「は〜ﾊじめて〜なので、、すが私、、お店、素敵ですね、、！写真、撮ってもいいですか？」
コミュ障大爆発　恥ずかしすぎる　店員さんから写真撮影の許可をいただいて他のお客さんが映らないよう写真を撮りまくりました
絵の資料！！捗りまくる！！
あんまり撮ると（他のお客さんに）迷惑になるから…とやんわり注意する友人
ネタに使えるとなると見境なくなるとこ、要反省ですね💦

吸う…

とりまなんか頼まなきゃなとフレーバー？味？のメニューをまじまじ拝見。
桃、オレンジ、ベリーなどフルーツの名前が多く見られ、一見ドリンクメニューですが、ジャスミン、バラなどのお花の名前もあるのが面白い。
香りのメニュー表ってところかな？

私は清楚な匂いが好きなので、匂いの主張が少なそうなものをチョイスしました。
洋梨とジャスミンと…あとなんか…オシャレなヤツ…なんだっけ…
お酒も飲めるみたいで、ジントニックを頼みました。私の口は刺激に弱く、滅多に炭酸を飲まないのですが、オシャレな店でシーシャを嗜む今の大人な私なら怖いもの無しと踏み切って炭酸系のお酒を頼んでしまいました。
案の定般若の形相でジントニックを消費することになるのですが…

お酒を飲みながら談笑していると、店員さんがやってきて
ストーブのような台に火となんちゃらかんちゃらを焚べてパイプをあーだこーだして

パイプを…

渡してもらっ…たけどこれは！？この緑色のお口をおもむろにしゃぶり散らかしていいんすか？えっ吸うんですか！？！？！？

私「、、、肺に入れちゃダメなんですか？」
喫煙経験０の私が目一杯考えて発した疑問がこれです。恥ずかしい。
肺に入れるというよりかは、口に目一杯煙を溜めて、吐く！って感じらしい
友人と店員さんに実演レクチャーをしてもらいながら恐る恐る…

吸う…

？？？煙が上がってこない…
ストローでジュースを吸い上げる感覚で吸っていたんですが、いつまで経っても煙にたどりつかない。
ビビりを見抜かれていたのか、吸いが弱い！！！もっと勢いよく！！！と再レクチャーされる
エェ〜！？そんなに吸ったら内側から燻製になっちゃうよォ〜と相変わらずビビりながらも少しずつ吸う力を強めていくと…

ファ…
と、舌が煙に触れる。舌が香りをとらえた、と表現するのが正しいでしょうか。洋梨の甘さが広がります。口内で温かい空気が廻っているのを粘膜で感じ、ああこれは煙だなと悟る感覚。
飲み物のおいしさを表す時に喉ごし、という言葉が使われますが、近いかもです。喉から鼻にかけて通る、ジャスミンと梨のいい匂いが心地よい…
口いっぱいに気体を頬張ったところで、勢いよくハホーと吐くと漫画みたいな量の煙が噴射されて。視覚的にも面白い。ああ今私は青虫のおじさんになってる！

https://disney.fandom.com/ja/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%A0%E3%82%B7

何にせよ初心者。へたっぴな喫煙だったので、少々咳を出しつつも煙が持つ「美味しさ」を理解しつつありました。煙を吸い込んでは吐き、インターバルにアルコールを舐める。この繰り返し…黄金比では！？
煙で温まった口内と喉をジントニックで冷やす、温冷交換で口、鼻、脳がいい感じに整っていく…
（ア〜わたち、今最高に大人してるのら。）

隣の友人を見やると慣れた感じで煙管を手繰っている様が実に絵になっていました。
ガキ丸出しでチュッパチュッパやってる私とは大違いの手捌きでシーシャを嗜む姿に、私は大いに感心してしまいました。
酒とタバコやってアダルトぶってるうちはまだまだなのかもしれませんね。本当の大人とは与えられた自由をどう使うか、それにかかっているのかも。

一方私
（超カッケェな　愛煙　カッケ…）っﾎ！！ｹｯﾎｹﾎ！
「オイシッ゛＾〜（ジントニックを飲んでいるため、般若の形相）ア゛！！キッツ！！
ｯｽｰ…きもちいいです（痛みが）
あ、静物のクロッキーしたい。
できそう…（ノートと鉛筆取り出し）シーシャ吸っちゃいながら？描いちゃうもんね！！やっちゃうもんね！ッースー…チュッパ…ｴｯﾌ！アー！」

それ以前の問題でした

完全に場酔いしてアヘアヘ言いながら飲み終えたグラスのデッサンを始める私を見て何を思ったのか今度聞いてみたいな。確実に恥をかかせたと思う

いやあ、シーシャバー、良かったです。
賢者が使うようなながーい煙管を持って、いい香りのする煙を吸ったり吐いたりして、ついでにアルコールもやっちゃって、ゆったりした椅子にもたれる。
夜の暗さが持つやさしさにうっとりした、不思議な経験でした。仲のいい友達とサシでただリラックスしたい、という時に誘うのがいいかもなあ。次は自分の使っている香水と似たフレーバーを頼もうかなあ、と想像しています。一人で行くのは怖いのでまた付き添ってほぢい　誰か一緒に行ってほぢい

この話自体が10月くらいの出来事なので、要所要所でずれがあるかもしれませんが…それはご愛嬌ということで。
いずれこの経験はカエシに書こう！と思っておりました。やっと書けて満足！

p.s.
土曜日更新なのに今週遅くなってしまいました！！申し訳ない…レギュレーション違反で申し訳ない…

◾️lit.link