土日に珍しく久しぶりに地元の友人と遊んだけど数年前と何も変わりないか、何も変わりないような”そぶり”をしていて元気そうでなによりだなと思いました。

　友人Aはイカれ職場に退職届をドロップキックしてニートになりたてほやほやの友人でした。イカれ職場にドロップキックするのはぼくにも経験がありましたから「なんの後の予定も考えず仕事辞めるの気持ち良いよな？」と聞いてみたら「最高」って返ってきました。イカれてんな。

　その日は明日が休みなのでコンビニでおやつとコーラをしこたま買ってから、イカれ友人Aと人に説明するのが難しい仕事をしている友人Kと才女とわし（26）でわしの家でボードゲームを丸一日やる日になったのでした。日付まわるまでやってたぜ。イカれてるぜ。

やったのは
「イカれたメンバーを紹介する言い訳ゲーム」
「デケェ怪獣が出てきたから隣町から冷凍弾打ち込んで殺すゲーム」
「地獄のブラック企業出る杭は打つ足の引っ張り合いカードゲーム」
「ピザ」
「ポケットモンスターカードゲーム」です

1.イカれたメンバーを紹介する言い訳ゲーム

これ。

　いわゆる人狼的なヒト釣りゲーム。けど釣られないために言い訳をしたり人身を誘導したりするのがメインの駆け引き。軍師とか詐欺師とか目指してる人におすすめかもしれない。
自分にも分からない疑惑を急にかけられて咄嗟に言い訳を考えるのが面白い。
ぼくが割り振られた役職は科学者。殺人の容疑者としてホテルに居合わした他のメンバーと犯人のなすり付け合いをする。

ぼくの部屋から見つかったのは「怪しいキノコ」「大量の現金」「ホルマリンに浮かんだ指」。ここからどうやって言い訳を考えればいいんだよ。無事逮捕されました。

2.デケェ怪獣が出てきたから隣町から冷凍弾打ち込んで殺すゲーム

これ。

　シン・ゴジラライクな日本バーサス怪獣的なやつ。渋谷に突如出てきた溶岩垂れ流し怪獣を政治的に金を動かして自衛隊や消防隊を操って最終的に怪獣に隣町から冷凍弾打ち込んで殺すのがミッション。
GMが怪獣側、プレイヤーが哀れな官房長官とか消防総監とかその他諸々4つの役職のどれかについて作戦会議をしながら怪獣に隣町から冷凍弾打ち込んで殺すのがミッション。
終盤各ターンに2,3本、隣町から冷凍弾打ち込こまれて始末される怪獣は見ものです。ぜひあなたも冷凍弾を打ち込んでみませんか。あとこのゲーム前に紹介したことがある気がするな。

3.地獄のブラック企業出る杭は打つ足の引っ張り合いカードゲーム

これ。

なんか地獄の神様になって業とか輪廻とか涅槃とかそういうあれそれの管理をみんなでするんだけど誰か一人抜けて仕事しちゃうと地獄のバランスがみだれる! してしまうのでみんなでそれぞれの仕事を監視しながら他人を蹴落としてそれはそれとして俺は勝つぜ! みたいなゲーム。何言ってるか分かんねぇだろ。俺もわかんねぇよこの設定。

やった感じは「麻雀」+「話し合いゲーム」みたいな感じ。それがカードゲームの形で展開される。

レシピが公開されている山札を全員で回しながら交換するので誰が何を持ってるか、前の人が取らなかったカード、次のやつに送ったカードとかを把握できる。6枚になるようにカードを回したら、手持ちの札を3枚見せて残り2枚を伏せる。残り一枚は捨てる。

カードにはそれぞれ特典があり、わかりやすいのは単純に6点、４点、3点と点数があるもの。
で、このゲームを戦略性を上げているのは「同名カードを複数枚持っていると特典がハネる」カード。
要は表にした3枚に一枚でもこれがあれば、裏の隠したカード2枚にこのカードがあるかもしれない=見えてる以上にでかい得点を出すかもしれない。と言う要素。しかし各位は山札を共有し、手札も回しながら交換しているため人それぞれなんらかの情報アドバンテージを持っている。麻雀に例えたのはそのあたりが似ているからだね。
　他にも各プレイヤーには役職カードみたいなのが配られて、ゲーム中に特殊な処理を行うことができる。みんながカードを捨てた墓地から1枚手札に加えられるやつ、相手の伏せてるカードを2枚確認できるやつ、伏せカードを表カードのエクシーズ素材にして「表のカードx2」として扱うやつ。そもそも表にするカードを2枚だけにしてもいいってやつもいる。これが結構面白い。
最終的に見えているカードを元に誰が一番得点が高いのか会議をして、結果的に釣るやつを決める。
釣られることになったやつは、釣られるのを受け入れて自分の好きなカードを2枚捨てるか
それとも「いいや俺は1位なんかじゃねぇ!!」と突っぱねて全員の手札をみせあって計算してもいい。
突っぱねた際、マジで一位だったら「高い特典のカードを2枚失う」ので受け入れた方が得点は高くなるが、
突っぱねて一位じゃなかったら、別に一位がいた場合はみんなが捨てた札から好きなカードを手札に加えて得点を伸ばすことができる。
　話し合いが苦手な人でも逆転の可能性があり、逆にあえて釣られにいくことで得点を伸ばすなんて立ち回りができるかもしれない。

一番長く書いたことからこれが一番気に入っていることが自分でもわかる。最低3人は必要なゲームなので友達が多い人はやってみよう。

4.ポケットモンスターカードゲーム

オワり

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