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「昭和16年夏の敗戦」を教訓にエネルギー需給計画を見直せ! の質疑感想

グーテンターク!みなさまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は猪瀬さんによる経済産業委員会での質疑(4/25)を見ました。前半はドイツの話も交えながら日本の地熱発電のポテンシャルの高さと、果敢に取り組む民間のビジネスモデルに触れつつ鋭い質問を猪瀬さんが経産省と大臣にぶつけます。


猪瀬さんのチャンネルでその質疑がご覧いただけるので是非皆さまご覧になってください!🙏

ベースロード電源としての地熱発電のポテンシャルがありつつ、一方で様々な理由で導入が遅れている日本の現状。歴史的に紐解き、また民間で成功しておられるビジネスモデルも紹介しながら、国としては現実には到底間に合わない数値を追いかけている現状を憂いながら厳しく経産省に迫ります。

猪瀬さんが大臣と居並ぶ官僚の前で「昭和16年夏の敗戦」講義は本当に迫力がありました。かつて石破茂さんが野党時代、菅直人総理に読みましたかと迫った著書です。本気で取り組む覚悟を経産大臣に迫る猪瀬さん。当時の鈴木企画院総裁は空気に追い詰められ数字を誤魔化してしまったのでした。

以前議員になられる前に自民党で著書について講演された様子。(2021年4月)

地熱発電について、ドイツは羨ましいと言っているよと紹介されたのはおそらく、ドイツ経済気候保護省の事務方トップとして参加したパトリック・グライヒェン次官のインタビューをふまえてと思われます。

日本でリスクをとり、新しいビジネスモデルを生み出しつつ、技術継承のための学校まで作られた沼田さんの地熱発電についてはこちらが詳しいです。

地熱、再エネ促進の取り組みにおいて猪瀬さんが意思決定者として大臣の覚悟を求める後半部分は圧巻でした。

猪瀬さんご自身が、大臣と霞ヶ関官僚の前で昭和16年夏の敗戦のハイライトをレクされる日が来たことに感動。

国会での発言は全て議事録、公文書で残ります。だからすごく国会内の議員質疑と答弁に残すという意味で議論と同じくそのことも貴重だと考えます。

石破茂さんが国防の観点から衆議院委員会で、『昭和16年夏の敗戦』を引用しながら当時の首相に迫っていた石破さんです。(2010年8月)

月日が経ち、今回は著者の猪瀬さん「昭和16年夏の敗戦」の教訓が心に突き刺さります。


さて、さて最後に本日の晩御飯です。
バウアートプフで野菜とひき肉の煮込みを作りました。急げ急げ😅

美味しくいただきました♪

小さな丸パンを添えて。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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