カフカ│こころを描く人

大学を中退し、逃げるように上京した結果、池袋駅付近でホームレス生活に。炊き出しで飢えを…

カフカ│こころを描く人

大学を中退し、逃げるように上京した結果、池袋駅付近でホームレス生活に。炊き出しで飢えをしのいでいました。 現在は作業療法士として医療機関で働きながら、時には公認心理師としても講義活動などしています。依頼により時々イラスト作成したりしています(*^_^*)

最近の記事

【メラビアンの法則】

コミュニケーションでは、非言語が大きな働きをします。ただし「それだけが大事」なわけではありません。言葉も疎かにしないようにしたい所です。

    • 【レイク・ウォビゴン効果】

      「俺っちの運転は平均以上のうまさだぜ」 キキー、ドカーン! 「他の人と比べると、自分は平均以上である」と自己評価を過大に捉えるバイアスのこと。似ている現象に「能力の低い人は、自分の能力を高く見積もる傾向がある」というダニング・クルーガー効果があります。

      • 【リフレーミング】

        「僕は落ち込みやすい」      ↓ 「僕は物事を深く考える、謙虚な人間だ」 行き詰った状態に対して、今までの考えとは違った角度からアプローチし、良い方向に変換していくこと。

        • 【メンタルブロック】

          「君にプロジェクトリーダーを任せたい」 「え!?い…いや」 「君ならできる」 「無理です!」 「なぜ!千載一遇のチャンスなんだよ」 低い自己評価やトラウマから、自分にはできないと決めつけて可能性を閉じてしまうこと。内制止ともいわれます。

        【メラビアンの法則】

          【返報性の原理】

          「今なら無料でクジひけますよ」 「無料なら…」 ガラガラ…コロッ 「おめでとうございます。箱ティッシュです」 「あ、ありがとうございます…」 「格安スマホの案内中です。お話だけでも」 「は、話だけなら…」 人から何かしてもらったら、返したくなるのが心情ですね。

          【バランス理論】

          「私は彼が好き。彼も私が好き。彼はカレーが好き。でも私はカレーが嫌い」 人間はバランスが取れた状態を好むものです。愛し合う二人ですが、彼女はカレーは好きじゃない。ならばカレーを好きになって、調和を取りたい。不均衡を是正しようとする心の働きの事です。

          【アクション・スリップ】

          「冷蔵庫に麦茶を取りにいったのに、間違ってマヨネーズを持って戻ってきてしまった」 というようなうっかりのことです。 アクション・スリップは、繰り返し行う日常の行動で起こりやすいです。

          【アクション・スリップ】

          【カマス理論】

          カマスを透明な仕切りのある水槽に入れ、反対側に小魚を入れると、小魚を食べようと何度も透明な仕切りにぶつかり、結果、あきらめて行動しなくなる。仕切りを外しても小魚を食べようとしない。別のカマスを水槽に入れると小魚を食べる。その様子を観察して、小魚をまた食べるように。

          【キューブラー・ロスの死の受容過程】

          否認・・・運命として受け入れられない 怒り・・・怒りを覚え、周囲にぶつける 取引・・・何かにすがろうとする(宗教など) 抑うつ・・絶望し、なにも手につかなくなる 受容・・・運命を受け入れ、平穏に。

          【キューブラー・ロスの死の受容過程】

          【オッカムの剃刀】

          「なんで遅刻したの?」 「僕彼女と同棲してるんですけど、朝目覚ましが鳴らなくて…」 「同棲のくだり要らないよね」 説明に対する無駄を省くこと。省かれた事柄を否定しているわけではない。この場合「彼女と同棲」を否定しているわけではない。ただ、遅刻の説明に不要なだけ。

          【オッカムの剃刀】

          【闘争・逃走反応(fight-or-flight response)】

          差し迫った危機的状況において、闘争・逃走反応が起こり、交感神経が刺激され、戦うにも逃げるにも有利なモードになることです。

          【闘争・逃走反応(fight-or-flight response)】

          【猫の問題箱(ソーンダイクの問題箱)】

          空腹の猫を問題箱(紐を引くと脱出できる)に閉じ込めて外に餌を置き、試行錯誤によって偶然脱出できることを繰り返すと、次第に脱出成功までの時間が短くなっていく。(試行錯誤学習)

          【猫の問題箱(ソーンダイクの問題箱)】

          【カインコンプレックス】

          「兄貴め!なんでいつも新品なんだ」 「妹のわがままは何故許されるんだ!」 「弟が優秀?はっ、そんなのまやかしだよ」 子供は親の愛情を独占したいが故に、兄弟間で嫉妬や嫌悪感を抱く事があります。それをカインとアベルになぞらえて、カインコンプレックスといいます。

          【カインコンプレックス】

          【アビリーンのパラドックス】

          「みんな、晩御飯何にする?」 「最近行ってなかったココイチは?」 「カレーね😢」 「行こう😢」 「そうだね😢」 「行きましょう😢」 集団が行動を決める際、個人単位では誰も望んでいない決定をしてしまう現象。提案者含め、誰もそれを望んでいないという。

          【アビリーンのパラドックス】

          【ハインドサイトバイアス】

          「あ~、そうなると思った」 終わった後に、それが予測できるものだったとする心理的傾向のこと。結末を迎えた後は、その出来事の原因が理解しやすい状態になっており「この結果になるのも必然」と考えてしまいます。後知恵バイアスとも言います。

          【ハインドサイトバイアス】

          【サバイバーズ ギルト】

          「どうして私だけが助かってしまったんだろう?」 災害や戦争、虐待などのトラウマ体験の中、奇跡的に生還した人達がしばしば感じるという罪悪感の事です。体験直後の人に「耐えてこれを乗り越えないといけませんよ」などの説教じみた励ましは逆効果です。傾聴が一番です。

          【サバイバーズ ギルト】