放送大学「量子物理学」第4回の補足

第4回 水素原子の問題
書くことは、ほとんどないので、補足だけします。

異常ゼーマン効果とスピン行列
p74「電子を大きさを持つ回転運動体、、、ような解釈はされていない」
は、その通りですが、
一般相対論を適用して計算すると、ほぼ実験の値が得られる
ので、全くの間違いではないと思います。

ポジトロニウム
電子-陽電子対には、パラとオルトがありますが、
水素原子を、電子-陽子対 と見たらパラとオルトがありそう
ですが、これはありません(何故か調べたけど分かりません^^;
水素分子H2 には、2つの陽子のスピンの方向によって
パラとオルトがあります。

クォーコニウム
クォーク-反クォーク1個づつの複合系が中間子(メソン)です。
(クォーク3個 か、反クォーク3個の複合系がハドロン)
J/ψというのは、Charmクォーク-反Charmクォーク1個づつのメソンです
(2つのグループがほぼ同時に発見したので、互いを尊重して
 こう呼ばれます)
ボトモニウムは、B中間子と呼ばれ、ボトムクォーク-反ボトムクォーク
からなるメソンです。



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