本日10月17日は日本人にとってとても重要な祝祭日だったことを知っているか

本日10月17日はかつてとても重要な祝祭日であった。
1947年までは大祭日として祝日となっていた。
「1947年まで」と言われて勘の良い人なら祝日で亡くなった理由がわかるかと思う。
そう、GHQによって祝日であった事実が消されたのだ。

1947年までは毎年10月17日は神宮(伊勢神宮)にて最も重要なお祭りである神嘗祭(かんなめさい)が行われていた。
これは、天皇陛下がその年の新穀を天照大御神(アマテラスオオミカミ)に捧げ、御恵みに感謝するお祭りであり、宮中および神宮(伊勢神宮)にて行われていた。
この神嘗祭は五穀豊穣を願う上で最も重要なものであり、当時の日本国民にとってもとても重要であったため、大祭日として休日とされていた。

このように、日本人にとって重要な五穀豊穣を願ったり祝ったりする祭りはGHQによって破壊されたままである。
2月11日は初代天皇と言われる神武天皇が即位された日であり、日本の始まりとして「紀元節」と言われたが、現在では「建国記念日」という名前に書き換えられている。
2月11日は約2600年前に日本が建国された日であると祝う日であったにも関わらず、われわれはその記憶を消されてしまったのである。

11月23日はかつて「新嘗祭」として、天皇陛下がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式を行う日であったが、現在は「勤労感謝の日」という名前に書き換えられている。
日本人は米を大切にしてきた民族である。
五穀豊穣を祝う日として重要な「新嘗祭」もGHQによって消されたままである。

食料を確保することこそ、最も基本的な国家安全保障上の対策であり、食料が自給できなければ、例えどんなに強い軍隊を持ったとしても国を守ることはできない。
そんな基本中の基本さえ、日本の政治家たちは無視し、日本の食料自給率を低いままにしている。

10月17日はかつて、とても大切な大祭日であったことを是非とも覚えていてほしいと願うばかりである。

※私事で恐縮だが、筆者にとっては10月17日は最愛の妻と籍を入れた日でもあるので、五穀豊穣を願い祝うとともに妻に感謝する大切な日である。

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