小林製薬「紅麹」事件に見る異常

小林製薬が提供するサプリメントに入っている「紅麹」という成分によって、健康被害者や死者が発生したということが連日ニュースになっている。

残念ながら、この事件の真相について筆者は正直興味がないので調べていないが、報道内容が違和感だらけだったので、筆者の思うところを書きたいと思う。

そもそも、「紅麹」というと古くから食用として用いられてきたものであり、今回の事件の小林製薬が加工したものと古来のものとの違いがどう違うのかの詳細を筆者は知らないが、古来から使われてきたものを摂取して、突然死者が出たというのは奇妙だ。


今回の事件でフォーカスが当たっている商品は「健康食品」といわれる「サプリメント」が対象のようだが、そもそもサプリメントは薬の一種であり、常用すべきものではない。
薬やワクチンなどの薬品には薬害がつきものであるのと同じく、サプリメントにも薬害はつきものである。
そのようなサプリメントに対して、「健康食品」という名前を付けること自体、「怪しい商品」だと思うべきだが、多くの人は「健康食品」という名を付けられれば、その名の通り、「健康な食品なんだ!」と思うのだろうか。
本当に健康な食品である、無添加無農薬の野菜などに対して謝ってほしいくらいだ。


報道によると、「紅麹」の摂取によって数名の死者が確認され、入院患者に至っては100名を超える被害者が発生したようだ。
事の真相について筆者は知らないが、本当に「紅麹」によるものが本当に原因であるかは不明であるはずで、他の原因も考えられるはずだ。
確かに、「紅麹」が死への最後のトリガーになったのかもしれないが、多くの国民があらゆる病気にかかりやすくさせる新型コロナワクチンによる原因が作り出されたことが原因である可能性だってあるのである。

だが、新型コロナワクチンについては少なくとも何千人もの死者を厚労省は認めており、何十万人もの死者の可能性が指摘されているにも関わらず、新型コロナワクチンの製造販売元であるファイザー社やモデルナ社などは自主回収には至っておらず、大々的な報道さえもされていない。
その一方で、「たった2名」の死者の発生で、メディアは大きく取り上げると共に、製造販売元である小林製薬は謝罪をすると共に自主回収をしている。
新型コロナワクチンだろうが、「紅麹」だろうが、企業が製造した製品によって死者を出してしまったことは大きな問題だ。
人が亡くなってしまったことは原因が何であれ、大きな問題であるし、たった2名であったとしても、「たった2名」だと片付けるべきではないし、ましてや何千人、何十万人もの死者については、当然に放置すべきではない。
だが、「たった2名」の事件が大きく報じられている一方で、何千人、何十万人もの死者を出した事件が報じられもいないのは異常である。


新型コロナワクチンの接種によって、直接的に死に至らしめる場合もあれば、ありとあらゆる病気を引き起こす原因となり、ありとあらゆる死因となる状況を生み出すことが既に世界的に報告されている。

様々な病気や死因の原因となっている問題の本丸に目をつぶり、「紅麹」という成分による事故について騒ぎ立てている姿を見ていると、単なるスケープゴートにしか思えない、というのが筆者の正直な感想なのである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?