パンデミック条約・国際保健規則改定反対のデモから一夜明けた、その後の様子

2024年4月13日に東京の池袋で、パンデミック条約締結とIHR国際保健規則改定に反対する歴史的なデモが行われた。
デモ行進に先駆けた集会会場は開場一時間前には定員である400名を超え、押し寄せる集会参加希望者はデモ行進会場である東池袋中央公園へと集まった。
デモ行進開始の2時間前に既に三千人以上の人々が公園に集まり、やがて五千人、一万人と増え続け、デモ行進開始となると公園から人々が溢れかえり、交通整理を行う警察が制御を仕切れなくなり、急遽、機動隊に応援要請を行った。
交通整理をする警察官の中には私服で行っている者も何人もおり、デモの規模が予想以上に膨れ上がったことを受けて、休日を返上して交通整理をおこなっていたものと思われる。

デモ行進開始二時間前での様子


デモが行われた東池袋中央公園ではデモが開始されると、多くの通行人も足を止め、中には、その場でデモに参加をしたと思われるような人も少なくなかった。
池袋の街はパンデミック条約締結と国際保健規則改正に反対するシュプレヒコールが鳴り響いた。
デモ行進は14時から15時を予定していたが、あまりにも多くの人が参加し、デモ行進の熱が冷めやらなかったため、デモ行進は17時まで平和的に続けられる結果となった。
デモ主催者は公式には「19,000人がデモに参加」と発表したが、その規模は二万人にも三万人にも見えた。

警備にあたっていた警察官の方々は、この歴史的なデモ行進にとても好意的に協力してくださっていた。
この場を借りて、警察官の方々に感謝申し上げたい。


この歴史的なデモ行進について、即座に「#パンデミック条約反対デモ」がツイッターのトレンドとなり、デモの様子の映像や動画が拡散された。
デモの様子は海外にも即座に拡散された。

このような歴史的なデモが行われたにも関わらず、読売新聞や日経新聞などといったいわゆる五大新聞社のいずれも、同デモを報道しなかった。
テレビについても、全てのテレビ局が同デモを報道せずに沈黙を守った。

日本の大手メディアの中で唯一、同デモを報道したのが時事通信であった。
しかし、デモ開始時である14時時点で既に歴史的な様子を呈していたにもかかわらず、その発表は19時52分に極短かい記事が一本発表されたのみであった。
Gateway Punditという海外メディアが報じた同デモのニュースは時事通信の何倍もの内容をもって報道されている。


パンデミック条約と国際保健規則改正については現在、国会議員の会派や政党を超えた超党派議連によって岸田政権および厚生労働省、外務省に対して追及をされ続けており、明らかに民主主義のルールを無視した形で、岸田文雄政権はパンデミック条約締結と国際保健規則改正に向けて推し進めていることが明らかにされている。

われわれは共産主義に屈して奴隷に屈する道を甘んじて受け入れるのか、最後まで抵抗して戦い続けるのかという岐路に立たされているのである。



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