気になる新刊(23/12~24/3)


 計算化学をやっていると一度は見たことがあるであろう、化学の新しいカタチというブログの主による書籍。タイトルの通り、Pythonを用いた計算化学についての実践的書籍のようである。目次をみると、本当に初歩的なところからSAPT法とマニアックな計算までのっているようである。私は基本的にGaussian, GAMESS, ORCAしか使わないのだが、これを機にPsi4に手を出してみてもいいかもしれない。著者自らによる紹介の記事もあるので参考にするといいだろう。

2024/4/5 追記
記事を作成したので参考にしてください。


 三共出版の錯体化学会フロンティア選書の新刊。計算化学的アプローチを含めて反応機構にフォーカスしているらしく、かなり気になる。マニアックな分、価格もお高いので躊躇している。


フッ素化学の最先端の研究がまとめられた総説。記事を作成済みなので、詳細はそちらにて。


手で解く量子化学Iは好評であり、その続編。まだ手で解く量子化学Iも読んでいないのだが、気になってはいる。

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