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肺癌薬物療法(〜Ⅲ期)

切除可能

I-IIの術前プラチナ併用しない
ⅢA術前ケモラジ弱く推奨
I-IIA完全切除腺癌に対しUFT推奨
I-IIA完全切除非腺癌に対しUFT弱く推奨(腺癌に比べるとHR高い)
Ⅱ-ⅢA完全切除例に対しCDDP+VNR、CDDP+PEMが推奨

Ⅲ期

Ⅲ期の切除不能非小細胞癌ではケモラジ推奨、ただしPS0-1
→プラチナと第三世代以降の細胞障害性抗癌薬の併用が推奨
レジメンはCP(カルボ、パクリ)、CD(シスプラ、ドセ)が推奨(日本人でのデータ多い)
PP(シスプラ、ペメドレ)PE(シスプラ、エトポ)(日本人でのデータ少ない)71歳以上では低用量連日カルボ(週5日)+RTが弱く推奨
切除不能Ⅲ期非小細胞癌ケモラジ後の地固療法としてはデュルバルマブが推奨切除不能Ⅲ期非小細胞癌で化学療法不能なものに対し放射線単独が推奨

肺尖部胸壁浸潤癌

肺尖部の癌をパンコースト腫瘍といい発見しにくい、胸壁浸潤、さまざまな症状が出る、肺尖部胸壁浸潤癌(SST)切除可能な場合ネオアジュバントが推奨

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