ローストポークはローストビーフを作るよりも簡単なイメージがありますが、実際に作るとなるとかなり気合を入れて作る一品だと思うのです。 大きな塊肉！(これを用意する時点でハードル高し) 入念な下ごしらえ！ 火を入れる際の慎重な温度調整！ とどめに肉汁で作る特製ソース！ …うん、特別な日にはいいけれど、普段の食卓用には大変だ。

日常の一品として作るなら、両の手のひらにすっぽりおさまる程度の手頃な塊肉を、手間のかからない方法で焼き上げる『ホイルポーク』はいかがでしょう？

● 基本のシンプルホイルポーク ●

材料
豚もも塊肉・３００g
塩・小さじ３分の２
オリーブ油・小さじ２

1. 肉全体に塩をすりこみ、オリーブ油をもみこむ。
その肉を汁漏れしないように、アルミホイルできっちりと二重に包む。
冷蔵庫で３時間〜半日ほど寝かせる。

2. 焼く１時間ほど前に冷蔵庫から取り出し室温に戻す。
アルミホイルに包んだまま１８０℃のオーブンで約１時間焼く。
じわじわ熱を加えたいので予熱なしでOKです。
焼き上がったら３０分ほどそのまま置いておき熱が落ち着くのを待つ。
できあがり！

と、こんな具合に、塩と油をもみこんだら後は待ち時間がかかるくらいで、ほぼほったらかしでできあがります。 基本ということで調味料も塩のみ。
焼き上がりの見た目はイラストどおりの地味〜な肉の塊ですが、切り分けてみるとわかる肉の柔らかさ！ 特別な手順もなくこの仕上がりは嬉しいもの。
切り分けたら後はお好きなように召し上がれ。

作りなれたら最初の下味をつける段階で好みのスパイスやハーブを加えたり、焼き上がった後アルミホイルにたまっている肉汁を利用してソースを作って添えてみたり、どんどん自分好みのホイルポークに進化させて楽しんでみてくださいね。

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