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たのしみあれこれ家チョコバナナ (作り方のコツあります)



ほかのお菓子を作った時にあまった製菓用のチョコレート、なにやらお買い得だったバナナがぐうぜん揃った日に登場するちょっと嬉しいおやつなのです。
トッピングもそのときどきにあるものを使ってたのしんでいます。


チョコバナナに使うコーティング用のチョコレートの作り方はとても簡単。
これはバナナ以外にケーキなどにも使えるので便利です。

15センチ位のバナナ2本分に使える量のコーティングチョコの作り方は
チョコレート (製菓用、板チョコどちらでもOK) ・50g
これを50℃ほどの湯煎にかけて溶かし
サラダ油・小さじ1
を、溶かしたチョコレートに加えて混ぜればできあがり。

熱すぎる湯煎にかけないことと、チョコレートを入れたボウルにお湯が入らないよう気をつけさえすれば失敗せずに作れます。

そしてバナナにチョコレートをしっかりとコーティングするためのコツは、バナナを常温の状態で使うこと。
冷蔵庫で冷やしたバナナを使うとチョコレートはすぐに固まりますが、コーティングするそばからどんどん固まっていきゴテゴテになったり、チョコレートとバナナの温度差で結露してコーティングがはがれやすくなってしまうのです。


チョコレートを使うお菓子作りはいつも誘惑との戦い…!
溶かす前のチョコをそのままぽりぽり食べたくなるし、溶かしている時に広がる香りもすてきだし、チョコホリックではなくとも抗いがたいこの魅力。

ところで屋台のチョコバナナは棒にささっていますが、家で作る場合、これが一番ムズカシイ作業なのではないかと思うのです。
まずバナナ選びの時点でまっすぐな形のものを選ばないと棒をさすのが難しくなるし、まっすぐなものを選んでも棒をさしたらバナナが割れたり、チョコレートをかけているときに抜け落ちたりとなかなか大変。
チョコバナナの棒さし、実はすごい職人技なのでは…。

無事バナナにチョコレートをまとわせた後、固まるまでどうするか、という問題もあるのです。
棒ざしバナナをさしても安定感バッチリな発泡スチロールはそうそうタイミングよく置いてあることはないし、瓶? コップ? これもバランスが… 。

そこでチラリと思いついた方法がこれ↓ ですが


… ご先祖様うっかり乗ったら大惨事。
お盆の時期にはおすすめできません。

なので(?) 屋台風棒ざしチョコバナナは家ではあきらめ、コーティングした後はオーブンシートにのせてチョコレートが固まるのを待つことにしています。
常温だと固まるまで数時間、時間はかかりますがチョコとバナナの口溶けのよさがたのしめるのはこちら。
冷蔵庫に入れればもっと早く、冷たいバナナにパリパリチョコ、これもまたよし。
固め方はその時の気分次第。

固まるのを待たずにすぐに食べてしまうのもよかったり…
でもこれだとチョコバナナというよりチョコレートフォンデュな感じか。


チョコバナナのトッピングもいろいろありますが、ひと手間かけてこんなものを作ることもあります。
オーブンシートの上に溶かしたチョコレートをスプーンの背でのばし、しっぽのような形を作って冷蔵庫で冷やし固め、ケーキ、あるいはクッキーなどをパン粉状にしてまぶしつけたエビフライチョコバナナ!

衣部分に使うケーキやクッキーの色選びは大事です。
薄い色のものだと揚げる前のエビフライっぽい見た目になるし、ココア生地のものを選んでしまうとコゲたエビフライのようになるので、ぜひおいしそうなエビフライ色のものを吟味してお使いください。

家で作ればこその、たのしみあれこれチョコバナナ。
次はいつ作れるだろう?



#おいしいはなし
#イラストエッセイ
#チョコバナナ
#チョコレート


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