これまで書いたチェンバロ関連記事のまとめ
自分でも何を書いたのか分からなくなってきたので。
チェンバロ曲ではなく、ヴァージナルやスピネットを含めたチェンバロという楽器自体について書いた記事のまとめです。
初期のチェンバロ
14世紀のウィーンのヘルマン・ポールによるチェンバロの発明から、最古の図像資料であるミンデンの祭壇彫刻、アルノーの図面、現存最古のチェンバロである1480年頃のウルムのクラヴィツィテリウムまで。
16世紀イタリアの特殊鍵盤
アルキチェンバロとか、半音以下に分割されたエンハーモニック鍵盤について。ジェズアルドやナポリ楽派についても。
16世紀イギリス:『フィッツウィリアム・ヴァージナルブック』
ちょっとだけヴァージナルについても書いている。
ルッカースのチェンバロ
ルッカース一族について、その1。ハンス・ルッカースの現存楽器をすべて紹介。ヴァージナルの解説も少し。
続・ルッカースのチェンバロ
ルッカースその2、ヨハネス・ルッカース。移調式二段鍵盤について。
続々・ルッカースのチェンバロ
ルッカースその3、引き続きヨハネス・ルッカース。イタリアのチェンバロとの構造の違いとか。
続々々・ルッカースのチェンバロ
ルッカースその4、アンドレアス・ルッカース。
続々々々・ルッカースのチェンバロ
ルッカースその5、ヨハネス・クーシェとその末裔。
フランス・クラヴサン楽派の始まり
17世紀フランスの楽器についても少しだけ触れている。
ベントサイド・スピネット
ゼンティによるベントサイド・スピネットの発明と、18世紀イギリスにおける普及。
クープランの8つのプレリュード
ブランシェの楽器についても少し。
モダンチェンバロという黒歴史楽器について
20世紀のモダンチェンバロについて。
アルマン=ルイ・クープランとパスカル・タスカン
18世紀フランスのパスカル・タスカン。彼の発明であるポー・ド・ビュフルや膝レバー、彼のピアノについても。
ピアノの誕生、前編:ドゥルチェ・メロス
タンジェントピアノに改造されたスピネットの例。
ミヒャエル・ミートケのチェンバロ
J.S.バッハ所縁の楽器であるミートケのチェンバロについて。
イタリアのチェンバロについて:序
イタリアのチェンバロの全般傾向など。
ナポリのチェンバロ:イタリアのチェンバロについて1
今も演奏可能なチェンバロとしては最古の1525年頃のナポリのチェンバロ。それとほとんど変わらない1675年頃のチェンバロ。
ヴェネツィアのチェンバロ:イタリアのチェンバロについて2
16世紀ヴェネツィアのチェンバロ。弦の素材とピッチの関係。
ミケーレ・トディーニの黄金のチェンバロ:イタリアのチェンバロについて3
トディーニのガレリア・アルモニカと、その題材である『アキスとガラテア』について。
クリストフォリのチェンバロ:イタリアのチェンバロについて4
ピアノの発明者として有名なクリストフォリのチェンバロについて。
贋作商レオポルド・フランチョリーニ:イタリアのチェンバロについて5
悪名高い贋作者フランチョリーニと彼が捏造した三段鍵盤チェンバロの数々。そしてナンバリングが重複していることに気づいたのですが、どうしましょう。
ジローラモ・ゼンティの遍歴と楽器:イタリアのチェンバロについて6
とにかく贋作の多いゼンティのチェンバロ。クリスティーナ女王、マザラン卿、チャールズ2世と貴顕との関わりの多い謎の人物でもある。
ジュスティとグリマルディ:イタリアのチェンバロについて7
イタリアン・スタイルのチェンバロと言えばこの二人。
折りたたみチェンバロ:イタリアのチェンバロについて8
珍品と思いきや意外に多い現存例。
18世紀イギリスのチェンバロ:シュディとカークマン
何故か不人気なイギリスのチェンバロ。
まだ書いてないのは、スペインとポルトガル、ハンブルク、オーストリア、18世紀フランドル、18世紀後半のイタリア他。
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