見出し画像

ラズパイでサソリの管理~ハード編~

サソリを飼い始めた!サソリってブラックライト当てると光るんだね。

このサソリは東南アジアに生息するチャグロサソリで暖かくてジメジメしているところに生息している。そんなんだから多少温度湿度が気になる。しかも昼間はシェルターから出てこない。夜中は動いているっぽい。せっかく飼い始めたのに生態がよくわからないのでラズパイを導入してみた。

今回入れた機能は温湿度管理定点観測の2つ。
・一定の間隔で温度、湿度を取得しcsvに書き込む
・深夜時間に一定時間で静止画を撮る

材料

今回使う材料はこちら
トータルで2万円くらい
〇メインモジュール
・Raspberry Pi 3 B+
・Pi NoIR Camera V2 (赤外線カメラ)
・モジュール化済DHT11 (温度湿度計測モジュール)
〇サブモジュール
・microSD 32GB U1
・赤外線LED Vf:1.6V if:100mA(Max) WL940nm
・ブレッドボード
・ジャンパ
・充電器
・ケース 167-7048

画像2

〇その他必要なもの
・ディスプレイ(HDMI)
・マウス
・キーボード
・microSDリーダ
・テープ(必要であれば)
・ペン(必要であれば)

組立

完成形はこちら

画像2

最初ケースは不要かと思っていたがカメラ固定が難しかったり、USBを抜き差しするとき、持つところがなくて充電ケーブルが外れたりして不便だったので買い足した。そして天板が緩くて端子を出すと固定が緩くなるので切り欠きを入れた。

温湿度計

モジュール付属の端子では短かったのでジャンパで延長をした。
Pin番号はこのようにつないだ。

画像4

カメラ

カメラはここに繋いで、ケース天板に固定した。

画像3

赤外線カメラなので、赤外線のフラッシュをこのように作った。
GPIOは3.3V、LEDは1.6VなのでLEDを直列に繋げは3.2Vになる。供給電圧が0.1V大きいが誤差の範囲だと思ってこれで使う。
供給アンペアは最大30mAなので問題なく、光らせることができる。

画像5

初期設定

組立が終わったら早速初期設定。
詰まったところが2つ
・Raspbian使ってOSインストールって色々な記事にあったけど、今はもう終わってImagerを使う
・インストールが終わって使ってみても画面が真っ暗になるが、これは初期状態で出力がコンポジットだったため、PC側でconfigを書き換える

wifi、ロケーション、pass等設定すればラズパイがいつでも使える状態になった。
後はカメラの機能を有効にして再起動すれば準備は完了である。


続編


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?