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キミノモノ

夜は更けていく、街の明かりも一つ一つと消えてゆき

星が明るさを増していく。

その中で、僕は部屋の明かりを消して

パソコンのバックライトだけをともして君と会話をしている。

手段は文字だけ。

そして、君は今には存在していない。

君がネットの海に流した言葉を僕が一方的に拾っているようなものだ。

君の流したボトルを僕が見つけて打ち込むと次の言葉をの手掛かりがやってくる。

一方的な会話。

僕は、次には終わってしまうのではないかと心の憶測で恐怖にも似た何かを抱えながら

君の言葉を探している。



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