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家を片付ける

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

家を片付ける

突然ですが、どうにも家が落ち着きません。

この感覚は、本当にたまにやってきます。

具体的には、モノを片付けるのに手間がかかり、片付けるのがなんだか面倒くさい感覚。

モノが無い事で知人にはお馴染みの我が家なのに…。

数年前に収納が無さすぎるという根本原因にたどり着いて、必要最低限の収納は準備しました。
そして1年使っていないものは、よほどの思い出の品以外処分しました。

それなのに、何故か今でも使いにくい。

毎回「これで完璧!」と思った収納方法も、しばらく経つと使いにくくなり、片付けにくいなぁ…と小さなストレスを感じる。

ふと、これまでの収納方法が物凄く使いにくい事に気づいて修正する。

毎回こんな事を繰り返しています。

インドの智慧と片付け

ヨーガスートラやバカヴァット・ギーターと言った経典の頻出ワードは、清浄とか浄化

基本心身についての説明です。

ヨーガスートラに出てくるヤマ、ニヤマの教えでも清浄であることが重視されています。

解説書によっては心身は勿論、周囲の環境(生活、仕事、ヨガをする場所)を整えておくことが大切だと説明されています。

インドでは、人間の体はあくまでも魂の入れ物で、魂が今世で与えられた役割や目的を達成するための道具だと考えられています。

魂が活動するために心と体を準備万端整えておく必要があります。

その為に、心身を清浄に保つのです。

それは、スポーツ選手が必要な道具をメンテナンスするイメージです。

ヨガの経典と片付け

他の経典にはこんな事が書かれていました。

清潔で平らな場所。火の気がなく、石などがごろごろしていない場所。景色が良く、心地よい水の流れが 聞こえて、思索に適した場所。目障りなものがなく、風にも邪魔されない、静かな洞窟の中でヨーガを修行しなさい。
(シュヴェタシュヴァタラ・ウパニシャッド第2章10節)

洞窟…。

ウパニシャットという書物が書かれたのは数千年前です。当時の瞑想はアウトドアで行われていたのですね。

今なら片付いて快適な、気持ちの良い環境で瞑想する。という事で良いと思います。

要不要の見極め

本当に必要なものを見極めるためには正しい知識が必要だとヨーガスートラでは教えています。

練習すればするほど「アレあったらやりやすいな」とか、道具が欲しくなるのです。

滑りにくいヨガマット、締め付け過ぎず緩すぎず、汗を吸い快適に過ごせるウェア、そしていくつかのプロップス…。

なるべく厳選して集めていますが、それでも欲しいモノ、必要そうなものがたくさんあって目移りしてしまいます。

なので私も正しい知識を身に着けて、買いすぎず、整理整頓を心がけていきます。

片付いてないと集中しにくい

ところで。
ヨガを一緒に練習している先輩方からこんな声が上がりました。

片付いてないの、なんか気になるよね。

とあるスタジオが雑然としていて、ヨガに集中しにくかったという話です。

片付いてないのも、事情は分からないでも無いんですけどね…。

私が学んでいるアイアンガーヨガは、たくさんの道具類をたくさん使用します。

なので、アイアンガーヨガのクラスが定期的に開催される教室は、必然的にモノがたくさん増えます。

マット1枚でできると言えばできますが…
良い姿勢を学ぶには、道具の力に頼るのも大切だなとおもいました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。

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