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【文坂なのさん】「令和の昭和アイドル」を観に渋谷o-nestに行った話

この記事を書いている人:296
バンドを中心に雑多なジャンルの音楽を聴きまくっている一般人
2次元アイドルは好きだけど、3次元アイドルはこれまであまりハマったことがない
ここ最近昭和歌謡やシティポップが個人的に熱い

 こんにちは!296と申します。今回は先月11月9日に渋谷まで【令和の昭和アイドル】文坂なのさんのライブを観に行ったお話です。

  • 昭和歌謡やシティポップに興味がある

  • 川島瑞樹・三船美優ソロ、Secret Mirage辺りが好きなデレマスP

  • ライブハウスってどんなところ?渋谷o-nestってどんな箱?

この辺りに該当する方、ぜひお付き合い頂ければと思います。それではよろしくお願いします。


そもそも【文坂なの】さんとは…?

 文坂なのさんはフリーランスのセルフプロデュースソロアイドル、平たく言うとインディーズの地下アイドルに該当します。
 自身の方向性や、楽曲の依頼、グッズディレクション、自身のマネジメントなど、全てご自身で行っているそうです。
 出身は大阪府で、関西を中心にライブ活動をされています。

 文坂なのさんは山口百恵さんや中森明菜さんといった「80年代のアイドル」がとてもお好きなそうで、ご自身の衣装や楽曲のベクトルをそちらに向けていらっしゃいます。昭和アイドルでありながら、令和におけるハイソで洗練されたアイドル要素も併せ持つのが文坂なのさんなのです。

 文坂なのさんの代表曲「愛わずらい」。イントロから昭和と令和のハイブリッドを感じさせる名曲です。

渋谷o-nestとは

 o-nestは、渋谷にあるライブハウス。渋谷に4つある「o-系列」の箱の一つで、キャパはスタンディングで800名程です。
 インディーズバンドやアーティストを中心にブッキングが組まれ、連日様々なライブが行われています。
 過去には9mm parabellum bulletといった有名バンドが出演していたこともありますし、近年でもストレイテナーのホリエアツシさんがソロで出演することもあるなど、小さいながらも様々な業界人から注目されている箱だと言えるでしょう。

 私も過去にschool food punishmentやふくろうず、ハイスイノナサなどのバンドを観るために足しげく通ったものです。それが今インディーズアイドルのライブのために来ることになるとは…!人生とはわからないものです。

o-nestまでの道のり

 JR渋谷駅ハチ公口方面にやってきました。ここからo-nestに向かいます!徒歩約10分の道のりです。

いつ来ても凄い人

 まずはスクランブル交差点を109方面に抜けていきます。画像左手のガストの入っているビルの右手にある道をまっすぐ行くとすぐに109に到着します。

でかい

 109まで来たら、109の右手にある道を道なりに進んでいきます。

左手にドンキホーテが見えたら左折…と思ったら道元坂通という新しい施設になっていました。気になりますが、ここには入らずに道なりに左折します。

 渋谷おばんざいと大きく出ているお店が見えたら、そのすぐ先の小道を左折します。
 こちらはおばんざいバーのとをみつさんというお店らしい…以前はなかったのですが、良い雰囲気のお店だったのでその内行ってみたい。

Daokoなども出演するクラブ、asia

 おばんざいバーを左折するとクラブやライブハウスとラブホだらけの怪しい小道にでます。道なりに直進していきます。

 右手にローソンが見えたらo-nestに到着です!ローソン左手にあるエレベータで6Fのo-nestに向かいます。

 ちなみに7Fは7th Floorというまた別のライブハウスです。ここもまたいい所。

11月9日 Great Hunting Night Vol.77

 この日のイベント名は「Great Hunting Night」。通算77回目の開催だそうで。すごい。
 この日の出演は6組で、どちらもソロやユニットの女性アイドルです。

おしゃれなバーカウンター

 o-nestは少し変わった作りをしていて、6Fが受付兼バーカウンター5Fがライブフロアとなっています。
 普段6Fにはイスとテーブルが並べられ、軽食も食べることができるのですが…この日は全て片付けられ飲み物オンリーの提供となっていました。地下アイドルは物販でチェキを撮ったりしてお客さんが並ぶので、そのためでしょうね。

 受付で電子チケットを提示し、ドリンク代600円を支払います。ライブハウスでは複数アーティストが出るイベントの際は「お目当ては?」と聴かれます。大きな声で「文坂なのさんです!」と回答。

 一度外に出て螺旋階段を降りると、5Fのライブフロアに入ることが出来ます。

 この日はタイムテーブルが公開されておらず、文坂なのさんの出演順が分からなかったため、最初からフロアで待機しておりました。

 1組目のMaNaMaNaさんの元気いっぱいなパフォーマンスが終わると…青いライトアップとともになにやら昭和を感じさせるクールなイントロが…そう、文坂なのさんはこの日2番手でした!
 
 イントロの時点で何となく察したので、迷惑にならない程度に前に詰めます。文坂なのさんまでは5mほどの距離。ライブスタートです。

11/9:「文坂なの」セットリスト

1:アステリズム
2:愛わずらい
3:さよならクリエーター
4:ため息さえも
5:輝き in my love
6: 好印象な恋しよう

ライブの感想

 文坂なのさんのライブを観るのはこれで二回目な私です。前回は下北沢のモナレコードというところで7月に拝見しました。そちらでのライブはお客さんも少な目の比較的アットホームな雰囲気でよかったのですが…今回のo-nestでのライブは全く違うものでありました。

 この日は「寺嶋由芙」さんや「でか美ちゃん」さんなど、あまりアイドル界隈に明るくない私でも名前を知っている皆さんが出演しており、会場はほぼ満員。「ガチ恋口上」や「MIX」といった地下アイドル現場での定番のコールも飛び出すかなり熱気ある会場でした。

 そんな熱い会場を、アイドル的神秘性・カリスマ性で魅入らせ、静かにさせたのがのがこの日の文坂なのさんでありました…!

 この日の衣装は銀を基調としたドレスにレースの手袋。昭和アイドルの雰囲気と令和の洗練さ、そして上品さも感じさせる文坂なのさん的勝負服…のように感じました。美しい黒髪、白い肌によく映えます。

 後日配信でご本人がおっしゃっていたのですが、この日のセットリストは文坂なのさん初心者セット。初見のお客さんでもわかりやすく、好きになってもらえるように代表的な曲で構成されています。

 一曲一曲歌うたび、踊るたび、会場が文坂なのさんの空気に呑まれ、皆魅了されていくのを感じられる…そんな特別な空間を体感することができたのがこの日のライブでした。色々と立て込んでいたこともあり、この日のライブは行くかどうか悩んでいたのですが、来てよかった、生きていてよかった…!そう思わせてくれる11月9日の文坂なのさんなのでした。

さいごに

 という訳で渋谷o-nestと文坂なのさんの紹介、および感想でございました。ライブレポなんでかなり久しぶりに書きましたが、ライブハウス、そして文坂なのさんに興味をもってくれる人が1人でも増えたら嬉しい次第です。

 文坂なのさんは来年1月31日に1stフルアルバムをリリース予定です…!名盤になること間違いなしなので、ぜひチェックしてみてくださいませ。

 それでは、次回のライブ予定は12月8日の「QUBIT@代官山UNIT」な296がお送りしました。


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