先日、声優・櫻井孝宏さんの結婚報道があった最中の不倫報道。

まぁある意味週刊誌とかでよくある布石だったわけで、大きいネタを第一弾からの第二弾ババン！！みたいなね。そういった業界知ってる人なら「あぁやっぱりなんかあったのね」って感じではある。

不倫相手の女性は10年間もの間、櫻井さんが結婚していたとは知らずにお付き合いしていたわけだが、10年…。小学校入学から高校入学できちゃう期間か…と思うといたたまれないですね。

結婚したいと望んでいた相手との10年間がまっさらになってしまったとかホント辛すぎるなと…。それも片や既婚してる状態で10年。

女性の方から結婚の話が出ていたのにうやむやにして過ごしてきたことを考えると、相手の女性の方は櫻井さんを心から信じていて周りの人に関係のこととか公言しない真面目なお人柄っだったことが伺える。普通だったら10年も結婚の話をかわしてこれるはずないもの。

既婚だってこと週刊誌に載るだいぶ前に聞かされたいたならつゆ知れず、たぶん載る直前の出来事だったんだろうな。もし報道されなかったら10年にとどまらずずっと女性と付き合い続けていたのかと思うと恐ろしなと思う。

女性の方は仕事を辞めてしまったようだけど、これから先続けるには過酷すぎる環境だよな。また櫻井さんと顔を合わせることだってあるだろうし、10年も思い続けた人を忘れるにはその場所から離れる選択しか取れないよね。

でも業界からさってもテレビやラジオ、ネットから櫻井さんの声が聞こえたら辛くてたまらないんだろうな…。そういった媒体を観ることすらできなくなっちゃうのかな…。そう思うとどんな形であれ、業界に残る側の櫻井さんはズルいなと思ってしまう。

少し話がそれるけど、「声優とキャラは別問題だからキャスト交代とかしないで！」って言ってる人がいるのを見て、その気持ちはよくわかる。わかるんだけれども、だがしかし！！やってしまった事に対してちゃんと罪を償わなければならない。

その償うべき一番の相手は女性なわけで、、それは被害者女性に対して配慮するべきことであるべきで。

それを考えると降板の話が出たら受けるべきだと思うのです。

さっき話したように、テレビから流れる櫻井さんの声に胸が張り裂けそうになるかもしれない。メディアをみることすら困難になるかもしれない。きっと積み上げてきた分だけ彼のことを思い出してしまうだろうから、少しでも被害者の方に配慮する選択をするべきだと思うのです。

「中の人とキャラは関係ない」という人は、少しでいい。自分の“大好きな人（俳優さん、歌手、彼氏、彼女誰でもいい）の声”が翌日から“聞きたくない人の声”に変わったらと。

降板という選択は、ファン以上に被害者に寄り添わないといけない選択であるということをどうか忘れないでいてほしいのです。

神楽シキ