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写真は撮りたくなかったのだけど。

せっかくの世界一周の旅。2人だけのものにするのはもったいないから、やさしい愛の世界を見つけて、動画を作ったりインスタで発信したりすることを決めたのは一年前くらいのこと。

そのために、クラウドファンディング にチャレンジして、写真や動画を撮り集めてきた。
クラウドファンディング にお金を入れてくださったのはぴったり100人という結果になった。
100人の方の想いに応えたい、初志貫徹させたい。その思いでなんとかやりきったプロジェクトの1つだった。

でも実は、旅の途中で気づいてしまっていた。
本当はそれどころじゃないんだよ。
言葉を埋め尽くしても、写真で撮り尽くしても、それは本物ではない。

私の撮った写真や友達が撮った写真を見て、すごいね、きれいだねと言われてもそこに関わる私たちなんて数パーセントにさえ満たないと思う。

写真に写る美しさのほとんどは、地球の美しさそのものだと思う。

写真は全てじゃないことをわかっていたからか、どうにも私は写真に興味を持つことができなかった。

構図?設定?

そういうわけで、素人丸出しの写真が並んでしまう。

目の前に絶景が広がったその1秒、カメラの設定を考えずに過ごすことができたらもうすこし幸せに過ごすことができたのかもしれないとふと思う。

でもそんな私の考えを一気にひっくり返す出来事が起きた。

この、まるでマリアさまみたいなまなざしがカメラに写ってしまった。


これはこの人の美しさそのものなのだけど。
こうしてそれが写ってしまうと、その時の感動に果てし無く近いものを思い出す。

**加工は一切なしなのだけど、私に見えていたやさしさがそのまま写っている。 **

私がみているやさしい愛の世界は、もしかしたらカメラに写ってしまうのかもしれない。

**かなりドキッとした。 **

これなんだよ。
という写真が撮れてしまった。

相変わらず、まだまだカメラには興味を持つことができないけれど、あの時の感動を、足がすくむような感動の1つ1つを、息をのむあの瞬間を、共有できるような写真を撮れるようになることは、人生をかけてやってみたいことの1つになった。

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