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アニメ備忘録📝『古見さんはコミュ症です』

原作:オダトモヒト(少年サンデー)

【コミュ症とは、人づきあいが苦手という症状、またはそういう症状をもつ人のことである。ただ、留意すべきは苦手とするだけで、関わりを持ちたくないとは思っていないことだ。】

本文より抜粋

あらすじ


この物語の主人公は只野仁人ただのひとひとくんという高校生。「普通」の自分がクラスの中で浮かないように「空気を読んで」波風がたたないように高校生活を終わらせることを目標としている。が、人の気持ちがわかるという特技を持っている(これだけで、普通じゃない⁉️)ため、古見さんがコミュ症だと気づき、友達の一番になった。
古見さんこと古見硯子こみしょうこは、極度のコミュ症で、中学の時に友達ができなかった悩みを持っていた。只野君はそんな古見さんの悩みを知り、「友達100人作る」目標に協力することになる。


✨✨✨✨✨

コミュ症から目線

とにかく何処へ行っても、その美貌故、注目の目に晒される古見さん。
「美しい❤️」「神々しい✨」「美少女💘」「尊い🙏」と回りが視線を送っているけど、彼女からしたら……
「なんか見られてる…」「洋服おかしいのかな…」「場違いなのかも…」「なんかいわさされてる…⁉️」「は、早く帰ろう!」になってしまう。オマケに緊張で顔が強ばり、美しいゆえの冷たい空気を醸し出してしまうのだ。
図書館で本を借りるのもひと苦労。
何度もカウンターを盗み見て、読んでるふりをしてると、隣に座るママに抱かれた赤ちゃんが、恐怖でひきつる始末。

そんな彼女を、助けてくれるのが、「普通」の只野くんなのだ。
「あれ、もしかして○○したかったんですか?」と声をかけてくれるのだ。

只野くんは、「平凡な普通の高校生活を目標」としている自分なんかが、古見さんの友達1号になったことが、もう平凡ではないことに気づき、愕然とするのだ。でも、彼女を放っておけなくて、自分の幼なじみの長名おさななじみを無理やり友達2号に推薦するのだ🎵
なじみは【世界中万人が幼なじみ】をモットーにしているので、お陰で少しずつ友達が増えてゆくのである。

クラスメイトは曲者揃い


ふたりが通う私立伊旦高校は、県内有数の進学校でありながら、試験方法は面接のみ。つまりは、個性重視の校風なのだ。
クラスメートは曲者揃い。
万人幼なじみの長名おさななじみ。
上がり症の上理卑美子あがりひみこ
古見さんを異常なほど好きな山井恋やまいれん
負けず嫌いで何かと古見さんに勝負を挑んでくる矢田野やだのまける。
中二病が人格になりきってる中々思春なかなかおもはる

みんな絶世の美女の古見さんとなんとかお近づきになりたいと、凄絶なバトルを繰り広げる!

学校行事がある度に、古見さんのお友達リストは、増えてゆくのである。

『人とは違う』とこを当然として繰り広げられるエピソードは楽しくて、笑わせる🤣
それぞれの悩みも皆が吐き出し、認めていて、理想の学園ドラマだな🎵

また、ひとつ楽しみな時間が出来た‼️✨💘


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