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相方がはもれるようになった話と、私のダンスの話。

相方は毎日のように家で歌を歌う。わたしは相対音感?があるのか、相方の歌に合わせてはもるのが日常になっている。(これをつい外でもやってしまうので、友人たちに笑われる)

そんななか、相方がわたしの歌に合わせていつしかはもるようになっていた。といっても音が全然わからず、不協和音になるそれを笑っていた。相方はいつもむすっとしながら頑張ってはもっていた。

昔からなぜかわたしは音楽を聴くときにメロディラインよりもはもり部分が強く聴こえてしまい、逆に親に驚かれたりした。自分としてはメロディラインが聞こえなくて困ることもおおいにあったんだけど。ふといま思い出した。逆にそこをもっとのばしてあげてたら面白いことになっていたかも、とかね。

まあそんな感じではもったりできるのだけど、相方がまいにちまいにちはもろうと頑張っている姿がかわいかった。

そしてなんと、ある時相方が完璧にはもれるようになったのだ。

これにはびっくりした。最初はたまたまかな?と思っていた(相方、ごめん)けれど、どうやらそうではないらしい。下のはもりも上のはもりもできるようになっていたのだった。すごいの、ほんとに。びっくりしちゃった。

相方いわく突然できるようになったとのことだったが、突然できるようになることって、ある。わたしもダンスをしていて、突然できるようになった瞬間があった。あ!!わかった!!って思える時があるんだよね、うまくいえないけど。

でもでも、継続的な努力がないとその感覚に陥ることがないと経験上思う。ダンスのときは本当に毎日踊っていたし、動画で復習をしていた。うまい人のまねをしてみたりした。

相方も一緒だった。音を外しながらも毎日継続してはもろうと頑張っていたのだった。youtubeで動画を見ては自分でやってみて、わたしのメロディに合わせて歌ってみたり。本人はそのつもりがないのかもしれないけど毎日毎日やっていた。

そして彼ははもれる自分を手に入れたのだった!

馬鹿にできないのはなんか寂しい気持ちもするが、なにはともあれおめでとう。これからもたくさん二人で歌を歌いましょう。

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