絵本のような言葉を使う人になりたい
やさしくて決して言葉数は多くないけれど、
深くてストーリーのある、心に残ることば。
子どもも大人も誰でもわかる、翻訳すれば別の国の人にも伝わる、わかりやすいことば。
落ち着いているけれど、温かみのある
耳あたりの良い美しい文体。
─私はこんな文章に憧れている。
羊と鋼の森で知った
原民喜の「砂漠の花」は
あまりにも綺麗なエッセーで、
時折思い出しては読み返す。
─だが結局、文体はそれをつくりだす
心の反映でしかないのだろう。
もっと思慮ある言葉を選びとれるように。
考えすぎると全然上手く話せないので
その辺のチューニングも合わせられるように