未来の私、愛しているね#1

好きなことばがあります。

わたしには、以前携帯のメモ帳にいいなと思ったことばを書き残している

フォルダ(ことばコレクション)がありました。もう消してしまいましたが。

例えば、「夜の梅」とか。「木漏れ日」とか。

その時ふと目にした和菓子の名前、自然の美しさに名前がついていることに

感動した瞬間に、何だか自分に酔いしれて、まるで映画の登場人物が

街中で出会って一目ぼれするようにその瞬間数秒ときが止まって、わたしは

うっとりしてしまうのです。

ある意味、日本語の持つ美しさに気付き始めたのだと思います。


ことばは時に私のお守りになる。

安心したいときにはね呪文のように唱えれば、すーっと心に風が吹いて何だか少し軽くなるのです。

だから、自分が使う言葉は慎重に、丁寧にしていきたい。


未来の私、愛してるね。

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マムアンちゃん


ああ、いいなあ。とこのことばに出会ったとき思いました。

じんわりじんわりこころに沁みていく感じ。必要だったんだ。
自分への優しさが。

「あいしてるね」って語り掛けるその優しい言い方についすべてを委ねたくなる。

自分を甘やかしてはいけないと誰からも言われていないのに自分でいつのまにか繋げてしまっていた鎖がほどけた気がする。

私がわたしの悪口を言わないようにしよう。私がわたしを一番傷つけることはしない。

愛するって難しい。こんなに語っているけれど分かっていません。
それでも少し不器用にも受け止めています。

真面目か。考えすぎか。

いやでも、こんな宝物みたいなことば、大事にしたいに決まっている。