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全てはここから

 ようやく1つの区切りというか、手をつけていたことの区切りがついたのでnoteに戻ってきました。

 甲斐野央という投手が私に与えてくれた経験。それはそれは言葉で表すのには映画5本分の時間じゃ足りないくらいの経験をさせてもらいました。今までは完全にもらっていた機会でしたが、今回はある種自分で掴めた機会かな。と勝手に思ってます。良ければ私の書いている記事とともに読んでいただけると幸いです。

 始まりは5月21日に掲載されたこの一本の選手名鑑でした。「書ける?」とオフィスに着くと聞かれ『そろそろ来る気がしてました』と返事をし執筆開始。この日は本当にそろそろ執筆依頼が来ると思っていたので、学生記者として集めた言葉を全部拾おうと甲斐野投手のコメントが入ったノート全4冊を持って行きました。そのノートを出した瞬間。「え!?そのノート何!?」と社員に聞かれ、かくかくしかじか説明をし………。「今、取材したくない?」という衝撃のお言葉をいただき、首を縦に猛烈に振ったのもいい思い出。聞きたいことをたくさん書いて、球団広報に渡り、そして取材OKが出るまでは3日もかかりませんでした。

 同時進行で大学の学生記者としても活動しているわけで、優勝争いをしている最中だったため気が気じゃありませんでした。なんでこうも頭を埋め尽くすのに十分な要素が2つも!となりつつ迎えたインタビュー日。"緊張"という今までの甲斐野投手の取材で感じたことのない感覚に襲われました。正直、インタビューの内容はあまり覚えてなくて机よりも遠い距離を感じてたのだけ覚えています。でも、はっきり言えるのはその距離は自分であるということ。もっと楽しんで、今まで通りできたら。と悔いはありますが、そういう自分の精神状態からの記事としては及第点かなと思います。こちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。

 「バッテリーみたいなもん」と半年前に言われて、半年間球を受けなかった捕手には厳しい戦いでした。次、組めるのはいつなのかな。と思いつつ、次組む時はそのブランクを感じさせないように頑張ります。本当にありがとうございました。

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