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TOEIC 430 → 830 を達成した英単語学習法

こんにちは、KAIです。

今回は私が大学生の時にTOEICのスコアを430から830まで伸ばしたときに行った英単語の勉強方法を共有できればと思います。

初めてのTOEIC受験

まず私のTOEIC初受験は、大学入学式と同日に行われた英語クラスのクラス分けテストでした。
クラス分けテストとしてTOEICを受けることになりましたが、それまでの人生でTOIECを受けたことがなかったので、テスト構成や時間配分などよくわからず結局時間が足りずに終わってしまいました。

結果は430。
クラスは真ん中のレベルのクラスに。

この結果が低いのか、高いのか(それはない)、平均レベルなのかよくわからず、とりあえず大学生活がスタートしました。

大学3年になり、就職活動も始まったということで特に目立った資格も持ってなかったのでTOEICの勉強をしました。就職時のスコアは750。

無事就職活動を終え、やることもなかったので引き続き英語の勉強をしていました。
大学を卒業するころにはスコアを830まで伸ばすことができ、入学当初から約400点スコアを伸ばすことが出来ました。

具体的な英単語の勉強法

私が受けていたのはTOEIC L/Rテストでリスニングとリーディングのテストだったので、もちろん英単語を完璧にしただけではテスト対策にはなりませんが、まずは基礎を固めるという意味でも高得点を取るためには英単語の暗記が必須になります。
私は大学で心理学も勉強していたこともあり、長期的な暗記につながる勉強方法や効率的な勉強方法など、勉強の効率化に非常に興味がありたくさんの本を読んできました。
科学的に証明されている方法で英単語の暗記を実践していたので、自己流ではないです。

広く浅く学ぶ

まず、覚えたい以下の単語を覚えたいとします。

  • apple

  • orange

  • grape

  • cherry

これらを暗記するのに以下のどちらが効率が良いか

apple, apple, apple, apple
orange, orange, orange
grape, grape, grape
….
….
cherry, cherry…..
と同じ単語を連続して書き出す、声に出す。

apple, orange, grape, …., …, …, cherry
apple, orange, grape, …., …, …, cherry
と何度も周回する。

答えは②です。
①の方法ではcherryを覚え終わった後にappleを忘れています。

それに暗記をするのにはその単語に何度出会ったかが非常に大切です。
①の方法では作業的になってしまうというのもありますが、各単語1度しか出会うことができません。

「思い出す」を繰り返す

テストは非常に効率の良い暗記方法で、「なんだっけ…、思い出せそうで思い出せない…、、、、、あっ!そうだ!」という感覚の脳に定着させる効果は絶大です。
英単語を見た時にすぐに答えを見るのでなく、思い出す努力をすることを意識すると定着率は非常に伸びます。
つまり覚えている状態での復習ではあまり効果は高くありません。
むしろ一日、一週間など定着率に合わせて時間をあえて空けて、忘れたころに思い出すことが重要になります。

イメージで覚える ※日本語に訳さない

最後は「イメージで覚える」です。
どういうことかというと、appleと聞いたときに「アップルだからりんごのことか!」と日本語に変換しないということです。
日本語で「りんご」と聞いたときに皆さんの脳内では「赤い果物」のイメージが思い浮かぶはずです。
それと同様に「apple」と聞いたときに赤い果物のイメージを思い浮かべるように暗記していきます。
これは英語を話せるようになるのにも非常に重要で、英語で会話をしている時には脳内で逐一日本語に訳さず、
英語で聞く → 英語で考える → 英語で答える
という「英語脳」を作るのにも役立ちます。

おすすめ英単語暗記ツール

以上の効率的な英単語勉強方法を実現することができるの「Quizlet」というアプリです。
以下リンクです。

https://quizlet.com/

こちらはフラッシュカード式で単語を覚えることができます。
また、翻訳の代わりに画像を張り付けることができるのでイメージで覚えることにも役立ちます。

何より便利なのは他人が作ったフラッシュカードを利用することができることです。
フラッシュカードの欠点は自分自身で作らなければいけなかったことで、TOEICの単語帳を買い、そのフラッシュカードを作成しようとすると3000単語ほどを登録しなければいけません。

ただ、Quizletにはフラッシュカードの共有機能があり、例えば人気のある「TOEIC 金のフレーズ」と検索すれば、他の人が作った金のフレーズの英単語が既に作成されており、自分のものとして使用することが可能です。

私は現在フィンランド語を勉強していて以下のものを使っています。


parsakaaliというフィンランドを見て、画面をタップするとブロッコリーの写真(イメージ)が表示されます。イメージで覚えるということが実現できています。
こちらのフラッシュカードは自分で作ったわけではなく、検索した結果出てきたものを自分のもののように使っているだけです。
自分で作ろうとしたら単語の数だけ写真を検索して、アップロードしなければいけないので、作成者に感謝です。
英単語の裏ページに写真を載っているフラッシュカードは正直多くないと思います。
それでも意識としてイメージで覚えるということは忘れないでください。

終わり

以上が私が実践していた英単語の勉強方法です。
冒頭でも述べたようにTOEICは単語力だけでなく、リスニング力・読解力・文法・速読など他にもいろいろなスキルが求められます。
ただその土台作りとして単語は必須です。

TOEICは日本の多くの企業が評価対象としている資格です。
英語を全く使わない企業だとしても「私はこれだけ努力して結果を残した実績があります」というアピールにもなります。
私はどちらかというとTOEIÇのスコア(結果)よりも430→830とスコアを伸ばした実績をアピールして就職活動に活かしました。

YouTubeを始めた話

現在オーストラリアのアデレードに住んでいて、海や公園、カフェなどきれいな景色がたくさん見れてぜひ共有したいと思ったのでYouTubeに動画を趣味程度にアップすることにしました。

ショート動画で数十秒のものなので、よければ見てみてください。


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