見出し画像

歌うとは難しい事か?を考えてみた

以前、僕の方が自分より身長が高い事を気にしている(今どうなのかは不明)インディーズアーティストさんからあるブランドの靴をお勧めされました。
見てみると値段もお手頃。しかし僕には履けない理由があったんです。

・厚底過ぎてコケる確率が更に高まる、よって怪我をする確率も必然的に高くなる
・厚底過ぎて靴がバイクのステップとギアの間に入らず、シフトチェンジできない

僕はごく普通の街乗りライダーですが、バイクに乗れなくなるのはちょっと…。特に身長の事は気にしていないので僕は今までの靴でいいです(ちなみに勧めてくれたのは僕の推し)。
せっかく勧めてくれたのにごめんなさい。
そしてありがとう。

「歌う事とどう繋がるの?」
これから繋がる予定です(笑)。

僕は幼い頃からバイクに乗る事が夢でした。ものすごく苦労はしましたが、夢を叶えて今もバイクに乗っています。

歌う事も大好きでした。もちろん聴く事も。ですが、いずれ自分が声を失う事も解っていました。

元々の声は徐々に失われていき、やがて出なくなりました。その時僕は「もう歌えないんだ…」という盛大な勘違いをしてしまったのです。

声が出せなくなっても、耳が聞こえなくても、目が見えなくても、その他の様々な要因があっても、それはその人たちが持つ個々の特性であるという事。ここが重要なポイントです。

心の中で音を奏でる事だってできます。人生の半分を耳が聞こえない状態で過ごしたベートーベンは、音の振動を感じ取りながら作曲していたとか。
音を楽しむ=音楽を楽しむ方法は1つとは限らない、その事を教えてくれた人がいました。

先ほどの厚底靴お勧めシンガーソングライター、CanCana(きゃんかな)という人です。

どの配信プラットフォームでもハプニング率高めが得意技の人ですが(笑)、この人が何も背負っていないか?といえば大間違い。
背負い込み過ぎてこちらが心配になるくらい大きな荷物もしっかり背負ってます。

自分自身に余裕がない中でも、彼女はリスナーさんたちに歌う事の楽しみ方を教えてくれるのです。CanCanaさんは楽しさの共有をおこなってくれた訳ですね。
僕の勘違いは綺麗に解消されました。「歌って楽しいな」、これだけで良いのだと気付かせてくれたのですから。

もちろん、CanCanaさんに限らず様々な方法で楽しませてくださるライバーさんはたくさんいらっしゃいます。
無論、プロシンガーさんも同じです。何気ない日常の1コマを綴った呟きに大爆笑した事すらあります(どなたとは言いませんが)。

プロシンガーさんとアマチュアシンガーさんの差は確かにさほど大きくはないでしょう。
好きなアーティストさんだって人それぞれです。
ここから先は完全に個人的見解なのでご了承ください。

プロシンガーとして第一線で活躍するためには、心が震える・胸に来る、まずここを乗り越えなければならないと思っています。
そしてもう一つ
魂をも惹き寄せられ、揺さぶられるだけの魅力。

テクニックや表現力だけではとても追いつけない領域ですが、プロシンガーさんたちの多くは持ち合わせている要素だと思います。

真の悲しみを知る人は、その先にある喜びも知っている人だと個人的には思うのです。悲しみや喜びの形は人によって異なっても、人は皆知っている存在だと僕は思っています。

車の運転しか経験のない、原付にすら乗った事がない僕が、普通自動二輪免許を取るのは、それはそれは大変な事でした。
教官に許可をもらって自主的に居残り特訓を重ねたくらいです。

それでも幼い頃からの夢は叶い、無事バイクライフを楽しんでいます。信じ抜く力の大きさを感じます。
現在は新しい相棒を探している最中です。

また主題から大きく逸れた上に例えが変になりましたが(笑)、どんな特性を持っている人でも、歌う事も、音楽を楽しむ事も難しい事ではない、というのが僕なりの結論です。

音楽の楽しみ方を教えてくれたCanCanaさんのCDはLIVE会場や下記リンクから買えますよ。

#音楽 #夢 #歌 #CanCana #シンガーソングライター #プロシンガー #要素