見出し画像

若宮雅子さんになれない内向的な自分が幸せになる方法

若宮正子さんの「昨日までと違う自分になる」を読んだ。きっと、何かが学べるはず、若宮さんのようになれるヒントが得られるはず、と期待して読んだ。

軽快な文体、ポジティブな内容で、とても読みやすかった。短時間で読了した。
この本から感じたのは、若宮さんのエネルギー源は、人との交流であり、海外旅行であり、一人で行動すること。
何かマネできることがないかと思っていたが、ほぼない!ということが判ってしまった。自分は若宮さんとは全く違う人間だと気づいた。

自分と若宮さんの違いは、外交的な人と内向的な人の違いだろうと思う。
調べてみると、内向的な人と外向的な人は、エネルギーの源泉が違うようだ。ChatGPTによると以下の通り。

向的な人(私)

  • 独りで過ごす時間

  • 静かな環境

  • 深い対話

  • 創造的な活動

  • 趣味や関心事に没頭

外向的な人(若宮さん:たぶん)

  • 社交的な活動

  • 大勢の人と過ごす時間

  • 新しい出会いや体験

  • 活発な議論やグループ活動

  • 外の活動やイベントへの参加

なるほど、と感じる。
さらに、
内向的な人は、外向的な人とは異なり、静かな環境や独りで過ごす時間からエネルギーを得る。内向性を持つ人々がエネルギーを得る主な方法は以下の通り。

  1. 独りで過ごす時間: 内向的な人は、自分の思考や感情を整理し、内省するために一人の時間を必要とします。これは、彼らがエネルギーを再充電し、ストレスを解消する主な方法の一つです。

  2. 静かな環境: 騒がしい場所や大勢が集まる環境よりも、静かで落ち着いた環境を好みます。このような環境では、彼らはよりリラックスしやすく、心を落ち着かせることができます。

  3. 深い対話: 内向的な人は、表面的な雑談よりも、深い意味のある対話からエネルギーを得ます。彼らは、人生、哲学、趣味など、共通の興味のあるトピックについて深く掘り下げる会話を好みます。

  4. 創造的な活動: 書く、絵を描く、音楽を作るなど、創造的な活動に没頭することで、内向的な人は大きな満足感とエネルギーを得ることがあります。これらの活動は、彼らに内面の世界を探究し、自己表現の機会を提供します。

  5. 趣味や関心事: 特定の趣味や関心事に没頭することも、内向的な人にとって重要なエネルギー源です。これにより、彼らは自分のペースで世界とつながり、新しいことを学ぶ喜びを感じることができます。

あてはまりすぎて驚いた。
自分は今まで、外交的な人がエネルギーを得るやり方で、自分もエネルギーが得られるのだ、そうしなければならないのだ、と思っていた。
外交的な人のようにならなければ、社交的ににならなければ、とも思っていた。

でも全然違っていた。
そんなことをすれば、内向的な自分は、逆に疲れはててしまってパフォーマンスが発揮できなくなるのだ。自分には独りで内省する時間が重要だったのだ。
これまでの自分を振り返って、とても納得のいく発見。

初期仏教に関心を持ったのも、内向的な性質と相性が良いからだと思う。
瞑想の実践、道徳的な生活の実践、教えの学習と理解、個人的な心の成長、これらに関心を持つことができるのも、自分が内向的であるおかげだと思う。
外の世界に振り回されず、自分の心の成長に向き合おう。

自分は若宮さんのようにはなれないけど、自分の特徴を知って、自分が幸せになるための時間を積み重ねていけばよい、そんなことにやっと気づけた。

若宮さん、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

今月の振り返り