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50代、ゆるゆるDTMerへの道 (DAW選び)

使っている DAW ソフトは SteinbergのCubase Pro です。

まずは DAW ソフトを選ばないと DTM は始まりません。

「Cubase」に決めた経緯を書いていきたいと思います。(長いです)
これから DTM を始めようとされる方の参考になればうれしいです。
(機能がどうとかいう内容ではありません。)

DAW ソフト ガイド本

経緯あれこれ

実は DTM を始めようと思ったのは初めてではありません。30年ほど前にも一度機材をそろえたことがあります。

35年ほど前にバイトしていた音響屋(一時期 DTM 用機材も販売していた)で、DTM ソフトを何種類か触る機会があったので、その頃の経験を生かして選びました。

当時(90年代前半)は、Mac 用の「 Performer 」(現在の Digital Performer )というソフトが 一番人気で、多くのプロの方はこのソフトを使っていたのではないでしょうか。

その頃の Mac は、一台 70万円ぐらいしていたので、普通の人はまず買えません。そういう意味では恵まれた環境にいました。

実際に触って比較できたソフトは、Mac で動くものでは「 Performer 」、PC9800では、ROLAND の「ミュー次郎」、ATARI という音楽専用コンピュータで動く、「 Cubase 」、「 Notater 」(後の Logic )の 4つです。

ミュー次郎(ちょっとオモチャっぽい)以外のソフトは、どれも似たような使い勝手でしたが、その中でも「 Performer 」が一番わかりやすかったと思います。

就職して、仕事で Mac を使うようになり、何とかソフトやインターフェイスを買えるようになったので、頑張って購入しようと決めました。

当時 Mac で使えるソフトで、金銭的に何とか購入できるソフトは、「 Performer 」、「 Vision 」、「 Band-in-a-Box 」ぐらいだけだったと思います。(それでも今よりもかなり高かったと思います。)その中で、使ったことがあった「 Performer 」を購入しました。

ただ、当時は取説が英語で、周りに使っている人もおられなかったため、思い通りに扱えなかったときに解決方法がわからず、一瞬で挫折しました。

まだインターネットも無かったので、使い方を聞ける人がいなかったのは致命的でした。

その後、日本語取説があって、使い勝手がよいと評判がだった「 EZ Vision 」というのを購入したのですが、それでもキーボードの弾けない私には厳しく、続けられませんでした。(そのソフトを作っていたメーカーはもうありません)

あれから25年ぐらいたった後、Mac 付属の GarageBand を使ってみようと思い、ガイド本、USB 接続ができる小型のキーボードも購入し、始めてみたのですが、このソフトもキーボードの弾けない私にとっては結構厳しかったです。

挫折する理由

どちらのソフトもピアノロールで音符を打ち込めるんですが、キーボードが弾けない、コードの構成音がよくわからない人にとっては、コードなるものをご機嫌に入れることができないと音楽製作には厳しいです。(大体どのソフトも、宣伝では楽器が弾けなくても大丈夫とうたってますけど、、)

購入のヒント

そのような経験から、まずコードの構成音がわからなくても簡単に入力できること、解説本が発売されていること、そして使っている人が多く、情報が手に入りやすいことを選択基準にしました。

また、同じソフトでもいろんなバージョンがありますが、機能限定版のほうがシンプルで使い勝手がいいとはいえず、逆に機能がたくさんあった方が素人には優しいです。(高いけど、、、)

結果

そうなると 「Cubase Pro」が一番いいかなと思ってこれにしました。

起動は極端に遅く、毎回ちゃんと起動するかどうか心配ですけど( 2年前に購入し、そこそこメモリーをのせた iMac でも 6 分ぐらい)概ね満足しています。

今日のnote

DAW ソフトは、コードが一発で入れられて、使い方の情報がたくさん手に入るソフトを購入するのがおすすめです。

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