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当たり前にやれていることは当たり前じゃない話

できないことばかりに目を向けている。

周りを見ているとよく思う。


ぼくはあんなふうに誰かと上手に会話できない。

ぼくにはあんなふうにSNSを使いこなせない。

ぼくももっと誰かのために動けたらいいのに。

と。

できない、できない、できないばかり。

自分は基本的に、できない人間だから仕方がない。



傍ら、思ってもいないことで褒めてもらうことがある。


「話してると落ち着く」

「文章がうまい」

「いろんな人の応援しててすごい」


ぼくからしたら実感できないことばかりだ。

だけど、そんなことで、よく褒めてもらえる。


ぼくは何も意識してない。がんばってるわけでもない。当たり前にこなしているだけ。


いたって普通に相手の話を聴いているだけだし、

思うままに書いているだけだし、

氣持ちを動かされた人に対して、ちょっと指を動かしているだけだ。


けど、そんなことで褒めてもらえる。

がんばって必死こいて動いていることでなく、当たり前にこなしていることでよく褒めてもらえる。

不思議だ。

ぼくはできない人間のはずなのに。

できないなりに、当たり前にやっていることのはずなのに。



当たり前は、当たり前でないのかもしれない。

自分が当たり前にできていることって、いくつあるだろう。

特に苦労することなく、当たり前のようにできていること。


それらを続けていったらいつかは、できない人間から、平凡な人間くらいには、なれるのかもしれない。






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最後まで読んでくださってありがとうございます。

普段思うことを綴ってます。


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