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階段です。クリエイティブなオタクになりたい大学生。出雲弁スピーカー。

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海をあげる

きみが私に触れる時、私の中に海が広がる。 深く遠く、凪いだ海があらわれる 海は、穏やかな波をもって肌に触れる。 いつも私と違う温度で、波は優しく体を包む。魚だった頃に戻れそうなくらい安らいで、ずっとそこにいたいと思う。 ささやかに寄せる波は触れることができる。 なのに決して私と溶け合わず、掴むことはできない。 遠い、美しい青色は、憧れ。 きみがくれる景色は確かに私の中にある。 きみに見せたくてすくった途端、ただの透明な塩水に変わってしまう。 何度でも、どんな大きな器を

    • 台湾ひとり旅カメラ

      • Write to you 【エッセイ】

        I write you, but not only for you. I write for myself. When I say I love you, I feel that's not enough at all. Because that is just search on my memory, and find some words related to "love." I'm just picking up close words from my vocab

        • なんしちょーてて、出雲弁日記#1

          バス移動は腰がえらい。 えらいって大阪の友達に言っても伝わらんかったなあ、とか思いながらラジオを聞いて外の景色を眺めちょったら、だんだん故郷に向かいバスが動いていく。途中、山が白く雪かぶっちょって綺麗だった。 なつかしき出雲地方、バスの車窓からの眺めはいつ見てもいい。 意外がられるけど、出雲は結構雪国で、喋り方もはっきり口を開けんズーズー弁に近い喋り方をする。だけんか少し東北訛りに似てて、そこに九州のイントネーションをちょっと拝借したみたいな感じに近いかもしれん、と勝手

        海をあげる

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        • 人間について
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        記事

          自己紹介代わりに推しを語る(黒川晝車さん)

          あなたの推しは、タジキスタンで緑の便をしたことがありますか。 ゴビ砂漠に行って、現地夫婦のカメラマンに徹したあと、鍵をホテルに置き忘れて小さい女の子に「bad guy!!」と怒られたりしたことは? 普通に生きていれば、まずないことでしょう。 しかし、これはすべて私の推し、黒川晝車さんの体験談です。 はじめまして、階段と申します。 この記事は私が愛して止まないラジオパーソナリティ、黒川晝車さんについて、布教を兼ねた強火のプレゼンになっております。 この記事を通して、ゆる

          自己紹介代わりに推しを語る(黒川晝車さん)