一般入試でどこにも受からなかった人へ

まず最初に言っておきたいのは、

死ぬ必要はありません。

たぶん、思い通りの結果でなかったので、いまは生きるのがつらいということだと思います。
生きるのがつらいことと、死にたいことには途方もない隔たりがあるので、
一緒にしないように気を付けましょう。
身近な例で言えば、
カボチャが嫌いだから、今日はご飯を食べるのが嫌だ
絶食して餓死したい
まるで違います。

中学校、違う学校に行っていたら、大きく人生に影響があったという人は少ないと思います。どの学校でもそんなに変わらなかったと思うという人が多いと思います。
大学受験も同じで、どの大学にも受からなかったことは、いまはとても大きなことかもしれません。
けど、時間が経つとそんなに大きなことではないと思えるようになります。
どうしてもキャンパスライフを楽しみたい、大学でしか学べないものがある、大卒一年目でどうしても正社員になりたい、どうしても初任給を多く貰いたいし、昇格して係長になりたい
こういう人はまだ間に合う3月入試か、来年受験することが納得につながると思います。
けど、どうしてもということがないなら、自分の考えを見つめ直した方がいいと思います。
理工系は3Dプリンター、風洞実験などの装置が必要なので、個人で学ぶことは難しいと思うんですけど、歴史、哲学、心理学、経済学、政治学、倫理学、論理学などは個人でもできることは多いです。大学に行かなくても学べるということです。
大卒の資格を得たいなら、大学の通信制もあります。
大学で学びたいこともないし、大卒を活かしたいと思っていないなら、
大学にこだわる必要もないし、落ち込まずに解放されたと思うこともできるかもしれません。
なぜ大学を目指したのかをもう一回見つめてみるのもいいと思います。

親が浪人を許さないという人もいると思います。
なぜ許さないのかを訊いてみましょう。
あなたの人生です。
大変ではあっても、一年間アルバイトをして塾代などを稼ぎながら来年に合格したら、四年間の学費は一年遅れで出すということで理解してくれるかもしれません。
大切なのはあなたの納得です。

納得できる人生を歩む始まりだと思って、あせらず生きていきましょう。


サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。