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学部は決まっているけど、どの大学がいいんだろう

こういう人もいると思います。
偏差値や、キャンパスへのアクセスは当然の条件になります。
他には、内容が充実しているかどうかが重要です。

その学部がいつできたかを調べましょう。
新しい分野の学部でも、来年開講予定という場合、教授陣が集まっていない、質の高い研究成果を出した人がいないなどの可能性が高いと思います。
その学部を卒業した人がどういう仕事をしているかも知りたいので、5年以上は存続している大学がいいですね。

国家資格の再編に伴って、大学の学部の改編もあります。
例えば、公認心理師がそうかな。
2018年、2019年に改変した大学は心理学に力を入れていると判断できますね。
日本語教育も学部改変に関わる予定だそうですね。

どの分野の学部でも、教授陣を調べましょう。多いほどいいです。この大学の哲学科は3人しかいない、あの大学は6人だということがあるんです。

研究分野も多岐にわたっている方がいいですね。
例えば、史学科/歴史なら、先史時代、古代、中世、現代の教授はいるけれど、近代がいないというような場合は、どうかな。自分が中世を学びたいなら構わないんですけどね。近代を学びたいという場合、近代を専門にしている教授がいる大学を選びましょう。大学では教授の指導するゼミに所属することが基本になるので、その教授の専門分野を学ぶことになるんです。だから、自分の興味のない専門分野、ゼミしか開講されていない大学は避けましょう。
著者にどのくらい論文、著書があるかも目安になります。
教えるのが得意な人と、研究するのが得意な人は違いますけどね。
助教授/助教や准教授でも構いません。ゼミを持っているはずですからね。
客員教授、特任教授、講師などの場合は、たいていはゼミを持っていないので、あんまり大学選びには参考になりません。来年も大学にいるかどうかもわかりません。

年齢も調べてください。大学の定年が60歳の場合、58歳の教授はあなたが3年生の時にはもうゼミの募集をせずに、翌年の退任を待つ状態かもしれません。50代前半までの教授、助教授の専門分野を調べて、大学を考えましょう。


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