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【まんが少年日々記】45話 ばっぺーるねざまー【コラム】

ひょっとして、頭がいかれたんじゃないのか?

ねざまー(ねぼける)とは、そう思えるほど、
がーじゅう(頑固・わがまま)な振る舞いで、何を言っても聞く耳もたない.
この寝起きに襲いかかる精神状態は、俺流、狭心、傲慢でひなんがましい症状で、
10分かそこらで我にかえる。
その後がとても羞恥心に溢れて嫌だったな〜。

母ちゃんがのたまうには、三兄弟の中で長男の私が一番ねざまー(ねぼける)が多かったそうで、
親戚のおじーおばーたちの訪問に子供たちの話題が出ると、
すかさずこの事を話しの種にした。
欣喜雀躍、形態模写入りで、おもしろおかしく拡大脚色しながら語る。
聞く側の大爆笑にしてやったりのしめたもので話は止まらない。
大爆笑しながらそばで聞いている私の背中を叩いたりこづいたりと、
笑いの間が有頂天か絶好調。笑われる私はひたすらの苦笑い。
もう止めろ〜。の、心では絶叫!帰ってけれ〜。
我ながら、妄想と脚色ぐせはこの母の血だと今更ながら納得の回顧録。

自分がかすかに記憶するねざまー(ねぼける)とは、
漫画に描いた半べそかいて夕方の時刻、学校へ急ぐ姿だ。
大概は途中に、はたと気づき戻ることしばしだった。
そうそう、ひどいのになると、弁当箱がランドセルに入ってない!教室に忘れた!と
泣いては母ちゃんや弟二人になだめられてる時にふと我に返ったりした。
泣き騒いだ私を愚弄、罵倒、ため息の白い目で見る母ちゃんと弟二人。
長男の面目丸潰れとはこの事ぞ。

なに「なぜ、そうなるの?病気か」ってか。
さ、さだかでない。さては、こんなに書けるなんて日常茶飯事だったのか…。
諸君、昼寝は脳みそに多大な負担をかけてしまうのでやめましょうね。

ふ〜、もうやめよう…トホッ。
長く語りたくない記憶なのに、
こんなに白状するがごとき文章を長々と記すとは。
ねざまーかもしれん。
そうか、さっき昼寝したっけ。

お後がよろしいようで




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次の更新は 46話の標準語版 です。

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