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心火亢盛(しんかこうせい)とは

今回は心の実証

心火亢盛といいます。

心で熱が亢進している状態

心の症状 + 実熱の症状

ストレスで熱が発生。辛いものを食べるなど、体内で熱が盛んになっている状態。

実熱が心に影響していると心火亢盛

心悸や心煩(胸部の不快感) 心の動悸など

そして心が落ち着かないので、強い不眠になりやすい 

不眠は中途覚醒と入眠困難があります。

中途覚醒は心が需用不足になっている。夜は心が収まっている、血液や陰液も体の芯に染み込んでいく。これらが足りないと臓腑が回復しにくい。夜中に活動してしまう。
これが中途覚醒になる。
血液や陰液が少ないとなりやすいですね。

寝付きが悪い 
これは体内に熱があると心に影響して心が乱れるので、静かにしていられない状態になっているわけです。

これによって多夢にもなりますね。

顔面紅潮、口渇、暑がりこれらは実熱の症状です。

口腔内潰瘍は粘膜や皮膚が炎症で崩れている状態。

尿色が濃いというのも実熱の影響です。心で盛んになった熱が小腸に影響される。
小腸で分別された物が尿になるので尿も濃くなるわけです。

赤褐色

舌脈所見

舌尖紅 舌の先が赤い 強い熱が舌の先を赤くする
舌全体も赤い

脈数有力 数さくは速い事、有力は拍動の力が強い事、押し返す力にの事を有力という

 
以上、心火亢盛についてでした~。熱の症状が強い、特徴的な尿が濃い、脈の有力などを覚えていきたいですね。

ありがとうございました。

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