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うちのじいちゃんとばあちゃんは長生きしているんだけど、理由は○○と触れ合っているから

祖父母と一緒に住んでいて、ふと思ったこと。
「80歳過ぎてもあんなに元気なのはどうしてなの?」
何気なく父に聞いてみるとこんな答えが返ってきました。
「毎日土に触れとるからじゃないがん」

家の隣には畑があり、祖父母はそこに野菜や花を植え毎日大切に世話をしています。
土にはたくさんの細菌がいてその細菌に触れること自体が健康に大きく寄与していると聞いたことが、まさしく祖父母が土に触れていることが元気でいる理由の1つなのだと感じた瞬間でした。

当社では、毎年10月に農業事業部の圃場で社内イベントを行っています。今年は社員と社員の家族、総勢約80人が集まり、里芋の収穫体験やミニトマトの定植を行いました。

大きな里芋の茎を引っこ抜くと沢山の里芋と一緒にそこにいたカエルやバッタ、コオロギも顔を出し、それを見つけた子どもたちが捕まえようと夢中で追いかけていました。
肌寒い日でしたが、子どもたちの明るい声がその場の雰囲気も明るくしてくれました。


ちびっこは農作業よりも虫に夢中。

生き物を見つけ、躊躇せずに土に触れている子どもたちを見ていると、毎日の生活の中で私は土に触れることはほとんどないなと実感しました。
土に触れることが健康に良いと言われるのは、土にいる細菌も関係するのかもしれませんが、そこにいる生物を発見し触れ合う喜びも健康に繋がっているのかもしれません。


里芋どっさり!!

口にする食べ物の安全を考え、当社では農薬不使用で野菜を育てています。
しかし今回のイベントを通し、農薬を使わないことは育てる野菜だけではなく、土にいる生物を大切にすることにも繋がっているのだと感じました。

これからも野菜が育つことや生き物がいる喜びを、この農業イベントを通して感じ、みんなでこの圃場を大切にしていきたいと思います。

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